Il film del sogno

現実逃避の夢日記

歩いても 歩いても

2008-07-22 01:12:00 | 日記
7/21(月)曇り
連休最終日。目覚まし要らずで7:30起床。前夜の残りのカレーを朝食にしてエクセサイズに出る。1時間。戻って地下鉄で有楽町へ。駅前のシネカノンで是枝裕和監督の新作を観賞。平凡な家族の夏の一日を淡々と描いた家庭劇。しかし、今月観た邦画はいずれも面白かったなぁ。今年は当たり年なのか。同監督には『誰も知らない』という大傑作があるが、これも代表作の一つになろう。スクリーンを見上げていて、死んだ両親や疎遠になった兄弟を思い出して少し陽炎が立った。神は細部に宿る。丁寧に作りこまれたセット・美術。登場人物の育ちまでがわかる配慮の行き届いた自然で周到な科白。2時間まったく飽きることがなかったのは役者の力量と演出力である。特に樹木希林が素晴らしい。巧いのは先刻承知していたが、コミカルで洒脱、生活者としての強かさや母性の怖さも併せ演じて女性像の集大成のような役回りを完璧に演じていた。
遅い昼食をマックで摂って、ジムでひと泳ぎ。買い物をして帰る。
夕食はスペシャル焼きそば。料理をするのが楽しく感じたのは映画の効用?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする