Il film del sogno

現実逃避の夢日記

ラスト・ターゲット

2011-07-08 04:01:00 | 日記
7/7(木)曇り
曇天続き蒸し暑い。午前中は月次の〆の最後の単純業務に係り、午後からは穏やかな(暇な)日常業務にもどり、Netで鑑賞予定の映画のタイムスケジュールなんぞを確認する。夕刻、早退して有楽町へ徒歩移動。久し振りに訪れたシネカノンが何時の間にか角川映画に変わっていた。程好い傾斜とスクリーンサイズ、何時行っても空いているアクセスの良い好きな劇場である。ロケ地とスタッフを欧州で固めたジョージ・クルーニー主演作を鑑賞。『あるいは裏切りという名の犬』『すべて彼女のために』など欧州ノワールの佳作は独特の悲哀があって大人の映画である。本作もストーリーは任侠もののテンプレートであるが、科白を排した静謐な描写と役者の渋い演技で最後までテンションが落ちない。脱ぎっぷりの良い娼婦を演じたヒロインの女優が魅力的だと思って調べたら、母親が『ゴッド・ファーザー』のアポロニアを演じた女優であった。血統というのは凄い。終演後、余韻に浸って銀ブラ。大手百貨店で長年物色している小物を購入せんと店舗を廻るが帯に短し襷に長し。本当に買い物下手である。最寄駅で簡単な夕食を摂って早目の帰宅。何をするでもなく居間で仮眠、深夜覚醒。これから朝までが長い。
コメント
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