5/26(土)曇り時々晴れ
9時起床。毎度の朝食後、毎度の映画の梯子。午前の部、邦画。贔屓作家の原作(短編連作)は刊行時読了済み。各エピソードを配分良くミックスしたシナリオが上手い。監督はここ数年コンスタントに良作を連打して打率の高い深川栄洋。主演女優陣は無論キラーキャストであるが、脇役陣の配置やキャラ造形も楽しい。これは誰が観たって共感するし元気にもなるだろう。午後はウディ・アレンの新作。しかしアレン作品が近所のシネコンで観れるとは僥倖也。中高年層中心に満席に近い。ここのところ欧州づいており、本作も題名通り花の都パリが舞台。ファンタジー色は強いが相変わらず知的で皮肉の効いた内容である。20世紀の芸術家たちへのオマージュ満載。シナリオも演出もデティールも既に名人芸の域に達しているので安心して観ていられた。帰宅して愛犬と長い散歩。夕刻から猫の額ほどの庭の草むしりに精を出す。夕食後はNHKのスペシャル番組を眺める。カルト教団のテロから17年だそうな。しかし狂気や悪意は常に偏在している。
9時起床。毎度の朝食後、毎度の映画の梯子。午前の部、邦画。贔屓作家の原作(短編連作)は刊行時読了済み。各エピソードを配分良くミックスしたシナリオが上手い。監督はここ数年コンスタントに良作を連打して打率の高い深川栄洋。主演女優陣は無論キラーキャストであるが、脇役陣の配置やキャラ造形も楽しい。これは誰が観たって共感するし元気にもなるだろう。午後はウディ・アレンの新作。しかしアレン作品が近所のシネコンで観れるとは僥倖也。中高年層中心に満席に近い。ここのところ欧州づいており、本作も題名通り花の都パリが舞台。ファンタジー色は強いが相変わらず知的で皮肉の効いた内容である。20世紀の芸術家たちへのオマージュ満載。シナリオも演出もデティールも既に名人芸の域に達しているので安心して観ていられた。帰宅して愛犬と長い散歩。夕刻から猫の額ほどの庭の草むしりに精を出す。夕食後はNHKのスペシャル番組を眺める。カルト教団のテロから17年だそうな。しかし狂気や悪意は常に偏在している。