Il film del sogno

現実逃避の夢日記

MY HOUSE/MIB3

2012-05-28 00:38:07 | 映画
5/27(日)晴れ時々曇り
午前零時以降に上映が始まる所謂スーパーレイトショウを行っているシネコンが近所に2館ある。夕食後にネット予約をして愛車を駆れば15~20分後にはスクリーンを見上げることが出来る。堤幸彦の新作は単身者ばかりたった4名の観客が点在する大きな劇場で厳かに始まった。本作はTVディレクター出身で耳目を集める話題作ばかりを手掛けるヒットメーカーのイメージを完全に払拭する野心作である。素人役者を使った白黒映像。極端に科白を排した恬淡とした演出。現代的なテーマは病理の如き沈鬱で結末もすっきりしない。少しだけ『ユリイカ』を思い出した。本当の自由とか幸せとか、そもそも人と人とが繋がる、というのはどう云うことだろう。咽喉に刺さった小骨のような後味の良くない作品でありました。しかし、得意のケレンを封じても名手が撮れば、やはり随所に才気は感じられた。悪く云うとあざとさになるのだが・・。帰宅しても明け方まで眠れず読書をする。朝日が昇れば穏やかな天候で暑くも寒くもなし。午前中はインドアで白球を打つ。午後はシネコンで聖林のシリーズ大作を鑑賞。3D、吹替え版。洋画大作で印象に残るものは少ない。劇場を一歩あとにすれば内容はすぐに忘れる。それも映画でありましょう。今回もエイリアン退治が主題で、タイムトラベルをまぶしてあれやこれやの大騒動。しかし、ここまで徹底すれば流石に面白い。スターのオーラと突飛な設定、シリーズを通した擽りと伏線を素直に楽しんだ。ジムでひと泳ぎして買い物を済ませて帰宅。愛犬と夕方の散歩をする。夕食に特製冷やし中華を作る。食後に居間で高鼾。
コメント
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