8/19(日)晴れ時々曇り
7:00起床。愛犬と散歩のあとにファミレスで朝食。ジムでエクセサイズをして午前中が潰れる。午後は新宿へ出張りテアトルで邦画鑑賞。観客30名弱と閑散。大正末のアナキスト集団とおんな相撲の一座を絡めた野心的なインディー映画。ピンク出身で大手のメジャー作品も撮る瀬々敬久監督の真骨頂を示す3時間超えの力作。階級闘争、男女差別、民族的な問題などなど、切り口は鋭い。これは大手は尻込みする題材であろう。製作費が集まらず苦労したとのこと。むかしのATGを彷彿とする作風でありました。
8/18(土)晴れ時々曇り
夜中に捌いたアジを寿司にして朝食。半分はたたきにして軍艦巻きとする。美味也。午前中はジムでエクセサイズ。午後は駅前のサテンで喫茶と読書。そのままシネコンで昨日から公開の邦画を鑑賞。場内客年層のグループ・カップル中心に8割と上々の入り。以下は前作鑑賞日(ちょうど一年前)の日記。『ユナイテッドとしまえんにて。初日8:25上映の初回に客席2割。内訳は朝に強い年寄、子供にせがまれた親子、贔屓役者目当ての彼氏(彼女)に付き合うアベック、といったところか。少年コミック→TVシリーズ→映画化、というお決まりの路線で若年層をターゲットにした2010年のアニメと2013年の続編は公開時に劇場鑑賞。以下、当時の日記から≪場内は小・中学生のグループや親子連れで満席。吾は予備知識全くなく白紙状態。しかし、荒唐無稽なキャラや設定、ゆるいギャグさえ受け入れれば、お話は至極真っ当な古典的な活劇。一部で外注による絵の乱れが気になったが、概ね大画面を活かした疾走感や構図にスタッフの高い技量を感じる。きょうびのお子様方が、こうしたメディアがきっかけとなって幕末の実史を学べばそれで良し。オープニングとラストには呵々大笑した。製作サイドのサービス精神満点。シナリオのクレジットに、もしやと思い調べたら、やはり大和屋竺の子息であった。ニヒルなアウトサイダーが魅力的だったのは血統か。・・・以下略≫ 感想は7年前と全く変わらず。本作は異端・奇才から徐々にメジャーへと進出してきた福田雄一が監督して、アニメからの再現力は高く(コミックは知らぬが)、そのテイストは良く抽出されていると思ふ。古いたとえで恐縮だが、この手の劇画タッチに強引な世界観・ナンセンス・下ネタ・業界ネタ・楽屋オチ・主人公の開き直りなどのパロディ=ギャグを挿入する落差・異化ものには、みなもと太郎の«風雲児たち»や«ホモホモ7»がある。歴史は繰り返す、エンターテイメントもまたしかり。』本作も変わらぬ感想。キャスト・スタッフ皆々悪ふざけを楽しんでいる。晩飯は王将のレバニラ定食。ジャスト千円也。