8/3(火)晴れ
猛暑続く。午前中は昨日と全く同じタイムスケジュール。プラス月初の雑用を少々。定番のサンドウィッチの昼食後、書棚からひょっこり出てきた小説本で午後は再読と映画の再鑑賞となった。いづれも10代の若年時に接して以来、半世紀近くが経っている。三島由紀夫25歳の長編第4作。そのデモーニッシュな才能たるや絢爛の一語。≪美徳のよろめき≫であるとか≪獣の戯れ≫など、俗っぽいテーマを見事に純文学に仕立てる力量もすごい。 映画の方も監督・蔵原惟繕の実験的なカメラワーク、主演・浅丘ルリ子の妖艶な魅力が最強タッグとなって両者の最良作の1本だと思ふ。石立鉄男などは、その後の軽佻なコメディドラマの印象が強くなってしまうが、俳優座・文学座を渡り歩いた新劇(舞台)人らしいシリアスな役作りが素晴らしい。今年の夏はさしたる予定もないので、三島の再読と関連映像の再鑑賞でも続けてみようかな。夕刻、駅前のカフェで読書と甘味摂取。夜は我が仔と2度目の散歩。そろそろ五輪サッカー(日本VSスペイン)でも観戦するか・・・。
猛暑続く。午前中は昨日と全く同じタイムスケジュール。プラス月初の雑用を少々。定番のサンドウィッチの昼食後、書棚からひょっこり出てきた小説本で午後は再読と映画の再鑑賞となった。いづれも10代の若年時に接して以来、半世紀近くが経っている。三島由紀夫25歳の長編第4作。そのデモーニッシュな才能たるや絢爛の一語。≪美徳のよろめき≫であるとか≪獣の戯れ≫など、俗っぽいテーマを見事に純文学に仕立てる力量もすごい。 映画の方も監督・蔵原惟繕の実験的なカメラワーク、主演・浅丘ルリ子の妖艶な魅力が最強タッグとなって両者の最良作の1本だと思ふ。石立鉄男などは、その後の軽佻なコメディドラマの印象が強くなってしまうが、俳優座・文学座を渡り歩いた新劇(舞台)人らしいシリアスな役作りが素晴らしい。今年の夏はさしたる予定もないので、三島の再読と関連映像の再鑑賞でも続けてみようかな。夕刻、駅前のカフェで読書と甘味摂取。夜は我が仔と2度目の散歩。そろそろ五輪サッカー(日本VSスペイン)でも観戦するか・・・。