2/16(水)晴れのち曇り一時にわか雨
8:30起床。我が仔と散歩してファミレスで朝食、そして2時間のお仕事。昼に一旦帰宅して我が仔と2度目の散歩。夕方まで読書と雑用。16:00自宅を出て新宿へ向かう。早めの夕餉を済ませて武蔵野館でインディー系邦画を鑑賞。観客の入りは30名弱と芳しからず。監督・脚本の塩田明彦は1990年代後半からの初期作品群[月光の囁き][害虫][どこまでもゆこう]でマイ・フェバリットを3本も撮ってる思い入れのあるフィルムメーカーである。[カナリア]以降、特にメジャー出資の諸作には小首を傾げていたが、本作では本来の身上である変態性と云えば聞こえは悪いが、ありきたりなリアリティや物語性を拒絶した作劇に心が震えた。アイドルグループ出身という主演ふたりは不知。監督の前作に出ていたそうだが記憶にない。これは音楽モノ、青春モノ、ましてや単なる百合モノでもなく、残酷なファムファタルを巡る物語だと思ふ。強力な磁場を放つヒロインふたりは、それぞれに共振し合って異界を形成する。キャッチコピーは『世界のすべてを敵にまわしても君さえいればそれでいい』。やはりこの監督の真骨頂は、観客に簡単な感情移入を許さない(一筋縄でいかない)オリジナリティにあり。上映後にアイドル評論家・中森明夫と監督のトークショウあり。推しのアイドルやコロナ禍での制作秘話が面白かった。20:00帰宅。
8:30起床。我が仔と散歩してファミレスで朝食、そして2時間のお仕事。昼に一旦帰宅して我が仔と2度目の散歩。夕方まで読書と雑用。16:00自宅を出て新宿へ向かう。早めの夕餉を済ませて武蔵野館でインディー系邦画を鑑賞。観客の入りは30名弱と芳しからず。監督・脚本の塩田明彦は1990年代後半からの初期作品群[月光の囁き][害虫][どこまでもゆこう]でマイ・フェバリットを3本も撮ってる思い入れのあるフィルムメーカーである。[カナリア]以降、特にメジャー出資の諸作には小首を傾げていたが、本作では本来の身上である変態性と云えば聞こえは悪いが、ありきたりなリアリティや物語性を拒絶した作劇に心が震えた。アイドルグループ出身という主演ふたりは不知。監督の前作に出ていたそうだが記憶にない。これは音楽モノ、青春モノ、ましてや単なる百合モノでもなく、残酷なファムファタルを巡る物語だと思ふ。強力な磁場を放つヒロインふたりは、それぞれに共振し合って異界を形成する。キャッチコピーは『世界のすべてを敵にまわしても君さえいればそれでいい』。やはりこの監督の真骨頂は、観客に簡単な感情移入を許さない(一筋縄でいかない)オリジナリティにあり。上映後にアイドル評論家・中森明夫と監督のトークショウあり。推しのアイドルやコロナ禍での制作秘話が面白かった。20:00帰宅。