Il film del sogno

現実逃避の夢日記

シラノ

2022-02-27 21:11:18 | 映画
2/27(日)晴れ
快晴続き暖かき、されど午後から強風。8:30起床。散歩とファミレスでの朝食、そしてシネコンで洋画鑑賞。11:15上映開始の英米加伊の4国合作には観客12名と閑散。あまりに著名な原作(実在の剣術士を描いたエドモン・ロスタンの戯曲)は、舞台・ミュージカル・映像化は数知れず。大昔に劇団四季、映画ではスティーヴ・マーティンの≪愛しのロクサーヌ≫(87年)、ジェラール・ドパルデュー主演作(90年)などはリアルタイムで鑑賞した。今作のシラノはデカ鼻ではなく小人症のピーター・ディンクレイジ。クリスチャンはアフリカ系のケルビン・ハリソン・Jr。そのあたりのキャラ改変は如何にも現代的。但し物語は極めて原作に忠実であった。監督ジョー・ライトは映画全体を舞台に閉じ込めた≪アンナ・カレーニナ≫に感心した記憶があるが、本作は映画的ギミックを駆使して技巧派と呼べる出来映え。普遍性という意味では戦争が愛する者を奪う、という展開は現代(ウクライナ侵攻)にも通じる。ロクサーヌ役のヘイリー・ベネットは、当初違和感もあったが、後半、尻上がりに良くなりラストには泣かされた。現在進行形で監督とお付き合いしているそうな。恋愛中の女性ほど美しきものなし。帰宅して我が仔と2度目の散歩。夕方、ジムでエクセサイズとサウナ。体重1キロ増。血圧上111下91。
コメント
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