Il film del sogno

現実逃避の夢日記

おいしいごはんが食べられますように

2022-08-15 19:55:02 | 書籍
8/15(月)晴れ
77回目の終戦記念日。お盆も明けようと云うのにまだまだ暑い。6:30起床。我が仔と散歩。食欲もないが乳製品と果実を流し込む。午前中は真面目に仕事。事務所は出勤率5割以下だそうで定例のミーティングは休会。午後は雑用と散歩など。夜は今期の芥川賞受賞作を精読。直木賞・芥川賞ともに候補が全て女性であったことが話題となっていた。告白するが、ここ数年受賞作を通読したことがない。読書に対して粘りや我慢が出来なくなった。これも悪しき加齢症状か。但し本作は珍しく一気に読めた。小さな一般企業の地方拠点内の人間関係を繊細で丁寧に描いていた。タイトルとは裏腹に少々毒気のある内容であったが、凡庸なストーリーなのに人物造形と語り口が素晴らしかった。登場人物の言動にリアリティがあって、描写が立体的である。これは小説でしか得られぬ興奮であろう。おそらく目利きのプロデューサーが映画化権を取得するだろう。自分だったら主要3名のキャスティングを誰にするだろう、暫し想像して楽しんだ。
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パプリカ/千年女優

2022-08-15 08:59:46 | 映画
8/14(日)晴れ時々曇り
台風一過で蒸し暑い一日。6:30起床。我が仔と散歩を済ませてファミレスで朝食。午前中はジムで汗を流す。体重500g増、血圧上101下81と低すぎる様な気もする。一旦帰宅して和室で午睡をする。冷房などせずとも藺草の感触と微かな涼風に1時間ほどまどろむ。夜はネットで今敏監督の旧作を連続視聴。今観返しても横溢する才気をひしひしと感じる。影響を受けたクリエーターは数知れずだろう。今回再見して平沢進の音楽など、スタッフ・ワークの素晴らしさに改めて感心した。アニメでしかできない世界観、そして物語に生命を吹き込む最も効果的な表現方法であることを認識させてくれた両作であった。膵臓がんで逝去してから今月で13回忌を迎える。享年46であったから存命していれば、まだまだ傑作を作り続けていたことだろう。
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