9/22(木)曇り時々晴れ
7:30起床。散歩、朝食、申し訳程度の仕事で午前終了。昼に九州ラーメン。雑用を終えて夕方、駅前歯科で歯の治療。ブリッジを外してレントゲン撮影。何とか根っこが残っているそうでインプラントは回避できそう。夜はネットで1979年に制作された邦画を視聴。公開時から43年振りの再見。原作は山本茂実のノンフィクションで刊行時に精読して大いに感動した。監督は社会派の山本薩夫。晩年の代表作と云っていいだろう。主演は大竹しのぶ。共演に原田美枝子、古手川祐子の豪華女優陣と脇には三國連太郎、西村晃、地井武男など実力派の堅牢な布陣。いまでは解説の必要な明治の輸出産業を支えた≪女工哀史≫の物語。群像モノとしてもキャラクターの描き分けが素晴らしい。たった120年前の日本ではこうした厳しい現実があったことを知らねばなるまい。初見が貧乏学生でバイトを掛け持ちして心身を擦り減らしていた頃であり、あぁ自分も搾取される身の上、スクリーンの頑是ない少女たちの境遇に感情移入をしていた。いま見返すと経営者サイドや男の弱さや愚かさも描かれている。労使協調は資本主義社会の永遠の課題だろう。
7:30起床。散歩、朝食、申し訳程度の仕事で午前終了。昼に九州ラーメン。雑用を終えて夕方、駅前歯科で歯の治療。ブリッジを外してレントゲン撮影。何とか根っこが残っているそうでインプラントは回避できそう。夜はネットで1979年に制作された邦画を視聴。公開時から43年振りの再見。原作は山本茂実のノンフィクションで刊行時に精読して大いに感動した。監督は社会派の山本薩夫。晩年の代表作と云っていいだろう。主演は大竹しのぶ。共演に原田美枝子、古手川祐子の豪華女優陣と脇には三國連太郎、西村晃、地井武男など実力派の堅牢な布陣。いまでは解説の必要な明治の輸出産業を支えた≪女工哀史≫の物語。群像モノとしてもキャラクターの描き分けが素晴らしい。たった120年前の日本ではこうした厳しい現実があったことを知らねばなるまい。初見が貧乏学生でバイトを掛け持ちして心身を擦り減らしていた頃であり、あぁ自分も搾取される身の上、スクリーンの頑是ない少女たちの境遇に感情移入をしていた。いま見返すと経営者サイドや男の弱さや愚かさも描かれている。労使協調は資本主義社会の永遠の課題だろう。