Il film del sogno

現実逃避の夢日記

こちらあみ子

2023-04-09 20:25:42 | 映画
4/9(日)晴れ
公園の桜はすっかり葉桜になった。朝夕冷え込む。8:00起床。兄弟分と散歩、ファミレスで朝食、ジムで2キロの遠泳。定期身体測定は前月から変化なし。理想体重まであと1㌔。血圧上107下82と正常範囲。午後も散歩でスタート。芝生の広場を横切っていると向こうから手を振る女性がいる。赤ん坊と子犬を乗せてヘルメットをかぶって自転車に乗っているが遠目にも目鼻の整った美人である。近くに寄って良く見れば近所に住む甥っ子の連れ合いである。10分ほど近隣飲食店などの情報交換。夜は見逃していたインディー系邦画をアマゾンプライムにて視聴。原作の今村夏子の同名小説は、太宰治賞受賞時(2010年)に読了。(発表時のタイトルは「あたらしい娘」)この作者の≪星の子≫も小説・映画共に感心した記憶あり。まず良かった点。舞台を広島の海岸沿いの田舎街にしてセリフも方言をとりいれたこと。ADHD(またはアスベルガー)の疑いのある少女はオーデションで選んだらしいが、純真にして野趣もあり、まことに適役。両親(脇役)を井浦新と尾野真千子で固めて堅牢。イジメや暴力、優しさや理不尽さ、日常と非日常が同一目線で恬淡と描写されていた。新人監督とは思えないどっしりとした演出力にも感心。エンドロールにかぶる青葉市子の楽曲も余韻を増幅させてベストマッチ。これは次回作に大いに期待したい。

コメント
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