ザ・キラー

11/13(月)曇り
一気に12月の気候となって起きるのが辛い。週明けの出勤日。5：30起床。以下、先週と同じ。7：15奉公先。午前中はチマチマ仕事。前任者の怠慢を上長にブーたれてガス抜き。昼に定番の台湾料理。最近、盛が少なくなったようだがコスト削減か。午後はサラッと流して15：50定刻退社。兄弟分と夕闇のなか散歩。夜はネットフリックスで先週末から独占配信されている米国映画を視聴。デビット・フィンチャーの監督最新作。主演はマイケル・ファスベンダー。原作はフランスのグラフィックノベルらしいが未読。題名通り孤高の殺し屋の復讐譚。徹底したハードボイルド・アクション・スリラーである。デビューから３０年で１２本と寡作の部類に入るフィンチャーには駄作がない。本作もソリッドでクールな描写と演出で、狩猟をおこなう主人公の行動を淡々と描く。筋立てよりもディテール。要所のナレーションは殺しの哲学の如き潔さ。敵役ではティルダ・スウィントンが白眉の出来。自宅の大画面TVでもその迫力が堪能できた。