Il film del sogno

現実逃避の夢日記

破戒

2023-11-04 21:09:54 | 映画
11/4(土)晴れ
好天の夏日続く。故あって5:00起床。愛車に乗って隣県まで。予め調べておいた番地を頼りに目印のコンビニに5:45到着。砂利道の裏通りを入って目指す家屋を発見。不動産鑑定士の助手よろしく遠く離れ、近くに寄ってスマホで撮影。南仏風の瀟洒な住宅。車庫にはドイツ車。周囲を2周ほどして車に戻りモーニングコーヒー。7:00前には帰宅して兄弟分と散歩。たっぷりの朝食を摂って午前は雑用。午後はジムでエクセサイズ&サウナ。理想体重まで250g、血圧上97下72。駅前カフェで一服して新聞精読。夕餉に鯛の兜煮とちらし寿司。夜はネットフリックスで昨年見逃していた邦画を視聴。島崎藤村の原作小説は中学校の頃にガチガチの日教組の国語教師に読まされた。1948年に木下恵介(主演は池部良)、62年には市川崑(同・市川雷蔵)がメガホンを取っており、その旧作2本は名画座で学生運動に足を突っ込んでいた友人と鑑賞した記憶がある。60年振り3度目の映画化となる本作は原作に忠実な真摯な造りである。東映の製作配給だが、全国水平社創立100周年記念映画製作委員会のクレジットあり。原作が書かれたのは1905年。120年前(明治後半)にはまだまだ部落問題が遍在していたのである。丑松・志保を演じた、間宮祥太朗・石井杏奈は、そのキャリアで誇って良い代表作になったと思ふ。


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