Il film del sogno

現実逃避の夢日記

アタック前夜

2006-10-15 17:30:00 | 日記
10/13(金)晴れ
平凡な週末。
雑務をやっつけ夕刻、早々に帰宅。
途中でミネラルウォーターを2㍑購入。
残り物の具材(大根の葉、紅しゃけ、うなぎ、いくら)でおむすびを握る。
雨具をチエック。リュックにフリースも入れる。
21:00、登戸駅前のマックで薄いコーヒーを飲んでバディを待つ。
中央道・諏訪より一般道を1時間、日付が変わる頃、蓼科山登山口到着。
駐車場にてシートを倒して簡易ベッドの出来上がり。
眠りが浅いのか夢を見た。
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蓼科山

2006-10-15 05:57:00 | 日記
10/14(土)曇り時々晴れ
前日継承。6:00、車中で目覚める。
寒い。
6:30、蓼科山登山口駐車場(女ノ神茶屋・寺木場平)を出発。
以降、蓼科山山頂まで休憩一回。
将軍平(蓼科山荘)―大河原峠―天祥寺原―竜源橋―蓼科山登山口というコース。

蓼科山は北八ヶ岳の連なりの北端に、やや距離をおいて孤高を誇るかのように聳えていた。
別名「諏訪富士」。
美しい円錐形で、県内のほとんどの山から望むことができる。
山の北約30キロ余にわたり広大な裾野を伸ばしている。
丸い頭と優美な姿はさすが百名山の一つである。かつてのアララギ派の歌人、島木赤彦、伊藤左千夫、斉藤茂吉らがこの山について詠んだことも選定理由のひとつになっていると思われる。
左千夫のそれは、“信濃には八十(やそ)の高山ありといへど女(め)の神山(かみやま)の蓼科われは”と讃えている。
古来、その山容から神としてまつられ、山頂にある蓼科神社の奥社は元慶2年(898年)の叙位のときのものでは、と伝えられてもいる。

9:00山頂到着。
山容からは想像できない広さと岩石の多さ。されど生憎の雲と霧で視界悪し。
吹きつける風が冷たく、慌ててフリースとウインドブレーカーを着込む。
帰路は大河原峠から緩やかな下りのコースを選択し、ピクニック気分の散策。
紅葉が美しい。

下山して白樺湖畔にある、すずらんの湯で温泉に浸かる。600円也。
帰宅8時。
さすがに疲れた。
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雉も鳴かねば撃たれまい

2006-10-13 01:22:00 | 日記
10/12(木)晴れ
暑いですね。
早朝からお出かけ。
調布駅前のコーヒーショップにてゆっくり新聞を読む。
待ち人来たらず。
某ゼネコンの研究所近くにある飲料水メーカーを訪問。
工場長と四方山話。
棚にはハーブの変種。
大門で雉弁当を食す。

昼過ぎ定例の勉強会。
帯同者ノリノリで意見開陳。
夢のある話や良し。

夕刻、賃上げの陳情承る。

夜、帰りそびれて【困ったちゃん】と残業。
四十過ぎてまともな文章も書けないのは情けない。
文は人なり。人品人柄おのずとあらわる。
帰路地下鉄のホームにてかつての同僚に会う。

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胃痛とガス抜き

2006-10-12 00:19:00 | 日記
10/11(水)晴れ
秋晴れは良いのだけれど蒸し暑い。
風邪が流行しているのか、近隣で熱が出る、喉の調子が悪い者続出。
早朝、ミーティングあり。
詰まらぬ争いあり胃が痛む。
午後は打ち合わせ数件。
渡米出張の報告会。
夕刻、話題の韓国映画の試写会の招待状を頂戴するも珍しく多忙で断念。
ダラダラ残業する。
以前の職場の同僚が駅周辺の居酒屋でクダを巻いているという情報をキャッチし乱入。わたくしも合流しガス抜きのおだを上げる。22:00過ぎ散会。
非文化的な一日。
現実逃避日記になっていないな、これは。
猛省。
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薬指の標本/弓/ヤクルトVS広島

2006-10-11 00:34:00 | 日記
10/10(火)晴れ
普段よりも寝坊し9:00起床。
朝食をとるのと併せ弁当も作る。

11:00、家を出て髪結屋でベリーショートにしてもらう。

12:30、渋谷ユーロスペースで『薬指の標本』を鑑賞。観客10名強。
贔屓作家・小川洋子の原作小説をフランスの女性監督ディアーヌ・ベルトランが映画化した、気になっていた作品。
何とも形容し難い不思議な映画でありました。(それは原作も同じ)
原作のテイストを損なうことなく、監督の作家性が良く主張されていた。
恋愛とメルヘンが溶け合い、ホラーのフレーバーもする。また、上質な官能映画でもある。
白衣が似合うマルク・バルベが渋い。
演技経験のないウクライナ出身のモデル、オルガ・キュリレンコが鮮烈な表情と肢体をみせる。
無垢と妖艶さを併せ持つ女の存在感があった。

14:50、BUNKANURAシネマで『弓』を連続鑑賞。
これも贔屓で気になっていたキム・ギドクの新作。
『うつせみ』『サマリア』など、屈折した愛憎劇を得意とする監督の面目躍如。
釣船を営む孤独な老人と、17才の少女との愛憎劇。
類似作は監督自身の『魚と寝る女』とルコントの『橋の上の女』である。
大人のファンタジーとしては毒が強く、恋愛ものとしては屈折が過ぎる。
クライマックスの老人と少女の「初夜」シーンには仰天した。
相変わらず科白を排し、神話的な語り口が素晴らしい。
商業主義とは無縁で、常にタブーに挑戦するキム・ギドク。
嗚呼、鬼才よ何処へ行く。

鑑賞後、茶店で一服。
渋谷から神宮球場まで散歩がてら徒歩で移動。

18:20、ヤクルトVS広島を観戦。
弁当を広げ、閑散とした消化試合を楽しむ。
座席はバックネット裏、球種が判る距離である。
5階表までシーソーゲーム。
その裏、ヤクルトが打者一巡の猛攻で10点獲得。
ラッキーセブン、贔屓チームの三者凡退を見極めて球場を後にする。
ブラウン監督、来年は我々ファンの期待を裏切らないでね。
カクテル光線に浮かび上がった神宮の森は、さながらつわものどもの夢の戦場である。
夜空にかかる朧月。

22:00前帰宅。
週末の行楽のプランを立てる。
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お客さん、お買い得ですよ

2006-10-10 02:02:00 | 日記
10/9(月)晴れ
残暑を通り越して猛暑復活である。
早朝、空腹で目覚める。
地下鉄の隣駅にあるディスカウントショップへゴルフクラブを見に行く。
冷やかしだけのつもりであった。
背後から忍び寄る店員の悪魔の囁きに、徐々に心が動く弱いわたくし。
結局アイアン9本とキャディバッグを購入。
インドアで試し打ち。
あまり変わりはない?(苦笑)
夕餉の買い物をして帰宅。

夕食後、義妹の一人住まいのアパートへテーブルと椅子を届ける。
来月、アルゼンチンへ旅立つ。
スペイン・南米映画の話を少々。
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愛妻日記

2006-10-09 01:06:00 | 日記
10/8(日)晴れ
風あれどアッパレな秋晴れなり。
朝食後、新横浜へ向かう。
友人の新居祝い。
駅から徒歩10分の新築マンション。80㎡、3千ウン百万の買い物だそうな。
近隣はラブホテル多数、されど前は公園。
昼過ぎから夜の7時まで4家族で飲み食い喋る。
辞して渋谷へ出る。
ユーロスペースで『愛妻日記』のレイトショウを鑑賞。観客20名弱。男性多し。
人気作家・重松清氏の小説「愛妻日記」(講談社)の映画化。
夫の歪んだ情欲を描いた短編集。
収録された6作品を6人の監督が“官能文学映画”として製作している。
鑑賞したのは「ソースの小壜」と「煙が目にしみる」の2本。
夫婦を長くやっていれば性生活はマンネリするに決まっている。誰もがそれを打破したいと思っているか?
男女の助平度は同じか?
両作ともテーマは再三成人映画で取り上げられる陳腐ではあるが普遍的なものである。
演者と語り口で見るしかない。
ビデオ撮影の画質が荒い。低予算、早撮りであるから完成度は決して高くなかった。
勿論R―18指定。
往年のにっかつや大蔵映画を思い出した。

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いちばんきれいな水

2006-10-08 01:48:00 | 日記
10/7(土)晴れ
豪雨のあとは爽やかな秋晴れ。
早朝、義母を病院へ送る。
帰って新宿へ。
半年振りにお洋服を買う。
池袋へ周り、東武百貨店で置時計を買う。
15000円なり。
西武線に乗って豊島園へ。
ユナイッテッド・シネマにて『いちばんきれいな水』の初日を鑑賞。
小学6年生の夏美(菅野莉央)には、難病で11年間も眠り続けている姉の愛(加藤ローサ)がいる。
夏休みのある日、姉は突然目を覚ます。
肉体は19歳だが、心は8歳のままの姉。
無邪気に振る舞う姉としっかり者の妹は、一緒にかけがえのない3日間を過ごす。
・・・、とまぁストーリから予想できるハートウォームメルヘン。
歌手のカヒミ・カリィ(初見)が二人の叔母役で印象的(素だな、これは)な存在感を出していた。
MTV出身の監督のお洒落な映画でした。


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秋の長雨

2006-10-08 00:16:00 | 日記
10/2(月)雨
未明まで眠れず。
昨日に続き終日雨なり。
期初である。気が滅入る。
午前、会議。
その後、豊洲へ行く。
5~6年振りのウォーターフロントは、大層な変わりよう。
週末には巨大ショッピング・モールがグランドオープンだとか。
高層ビルの広大な商談エリアで人と会う。
昼食に蕎麦。
戻ってまた会議。
その後、夕刻まで個人面談。
珍しく残業。
寄り道もせずに帰宅。

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秋の野分

2006-10-07 00:43:00 | 日記
10/6(金)豪雨
台風変じて熱帯低気圧が秋雨前線を刺激して早朝より激しい雨。
このような日に限って野暮用あり。
6時起床。地下鉄駅に着くまでに衣服はびしょ濡れである。
地下鉄も混雑。山手線に遅れありイライラ。目的地の新横浜到着は7時半を廻る。
約束をした知人はファストフードで朝食を摂っていた。
9時、退屈な総会開始。
終日睡魔と闘う。
夕刻、懇親会あり。
雨脚やや衰えた頃に散会。
帰路の東横線でうたた寝。
菊名から渋谷までを、瞬きする間に移動。
シュールだ。
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地下鉄(メトロ)に乗って

2006-10-06 00:25:00 | 日記
10/5(木)曇りのち雨
台風が近づいているか雨降れど蒸し暑い。
午前、引継ぎ。
午後、会議、来客。

夕刻、内幸町へ。
東商ホールにて『地下鉄(メトロ)に乗って』の試写会鑑賞。7割程度の入り。
どこぞの怪しき投資会社がスポンサーなようで、アンケートに答えたらCUOカードが貰えた。

浅田次郎の原作小説は随分前に読んだ。初期の作品である本作と『日輪の遺産』には感心した記憶がある。
『三丁目の夕日』以来、流行のレトロな雰囲気にタイムスリップと親子愛やらを絡めたストーリー。
大沢たかお、常盤貴子、堤真一は、まぁ妥当なキャスティングであるし、力演である。
しかし、往時を再現したセットはややチープである。細部にもアラが随分ある。過去と現在を行き来する展開もやや未整理で、これはシナリオの問題でありましょう。
演出は職人肌の篠原哲雄。

しかし本来、息子と親父とは永遠に互いを理解し合えないのではないか。
若かりし頃の父に逢って、初めて息子は親の苦労を知る。
子を持って知る親の愛。
実感である。
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ダブ西・タテホン・イッツウ・ドラ一

2006-10-04 23:42:00 | 日記
10/4(水)曇り
Netで注文したCDと書籍が届いた。
しかし便利だな。

午前、打ち合わせ。遅い昼食。
午後、来客一組。
あとは雑務を淡々とこなす。

夕刻、定例回の案内あり。
いつもの雀荘、いつものメンバー。
いつも通り、やや勝って21:30には終了。
早めの帰宅。

ケルト音楽を聴く。心が洗われる。
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カポーティ

2006-10-04 23:23:00 | 日記
10/2(火)曇り時々晴れ
ようやく雨が止む。
午前、環境設定変更。
午後、個人面談。夕刻、来客あり。
業界の噂話を色々。

日比谷シャンテ・シネにて『カポーティ』を鑑賞。7割の入り。まぁ混んでおりました。
1959年米国カンザスで一家4人が惨殺死体で発見される。
人気作家トルーマン・カポーティは、これを次の小説の題材にしようと現地へ向かう。やがて2人の青年が容疑者として逮捕された。カポーティは拘留中の彼らに接近していく・・・。
ドキュメンタリーの傑作『冷血』の誕生を克明に追ったのが、本作である。
主演のフィリップ・シーモア・ホフマンは、入神の演技でオスカーを獲った。
むべなるかな。
美術・セット・編集・音楽、そして演出と、全てが淡々と交わり静謐な傑作が生まれた。




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涙そうそう/夜のピクニック

2006-10-02 01:10:00 | 日記
10/1(日)曇り後雨
やや蒸し暑い。午後から雨となる。
昼前に散歩に出る。
川沿いを逍遥し、マックで一休み。
読みかけのミステリーを開き、時折、窓外の人の流れを見る。

ユナイッテッド・シネマとしまえんにて『涙そうそう』を鑑賞。
公開2日目、11:45の回、4割程度の入り。
隣のおばはんが五月蝿くて参った。
主演は妻夫木聡と長澤まさみ。
おそらく現在邦画界において人気実力ともに若手では最強ダッグのキャスティングだと思う。
監督は『いま、会いにゆきます』で一躍名を上げたTBS出身の土井裕泰。
タイトルが出る開巻10分の映像で、既にマナコは決壊状態。
これは本年度、最も泣けた映画かもしれない。まぁ、涙の量と作品の完成度は比例しませんが・・・。
稀有な素材とツボを押さえた堅い演出。
舞台は沖縄。
兄妹もの。これ本当は近親相姦をあつかった相当キワドイ内容なのですが。
蛇足なシーンがないわけではないが、細部にわたって神経の行き届いた佳作でありました。

続いて15:45からの『夜のピクニック』。
原作は第2回本屋大賞に輝いた恩田陸のベストセラー小説。
作中の「歩行祭」とは、作者の母校、茨城・水戸第一高校で戦前から行われている伝統行事なのだそうだ。
1000人の全校生徒が80キロの道のりを24時間かけて歩く。
主人公たちはそれぞれの想いを抱いて参加する。
友情・恋愛・孤独・進路・和解・・・・。
監督は『青空のゆくえ』『ココニイルコト』(いずれも小品とはいえなかなかの出来だった)の長澤雅彦。
揺れ動くティーンの心情を上手く活写していた。


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レディ・イン・ザ・ウォーター

2006-10-01 00:02:00 | 日記
9/30(土)晴れ時々曇り
早朝起床。
愛車に乗り立川へ。
半期末ゆえか一般道は混雑する。
中央道経由、指定されたゴルフ練習場に到着したのは約束の9:00チョイ過ぎ。
受付には既に師匠が待機。
さてレッスンスタート。
『最後はやはり道具だな』
教官は、わが15年愛用のクラブにケチをつける。
ドライバーの無償貸与に預かる。
ワンポイントアドバイスが奏功し、打球は美しき弾道を描く。
師匠宅で休息。美しい令夫人のもてなしを受ける。しばし歓談。
近所のファミレスにて昼食。

15:00、秋川へ。実父を見舞う。
憔悴著しき。骨と皮だけの老体をさする。
意識混濁の様子。寝返りさえ出来ない。
『夜に38度近くの高温を発するのは相変わらず。昼間は安定していますね。床ずれは良くも悪くのならず現状維持』とは看護師の近況報告。
言葉を掛けて枯れ木のような掌を握っていると、突然、目を大きく見開いた。
されど双眸の焦点は定まらぬ。
こけた頬に涙がつたう。
どこからか苦痛を訴える呻き声が聞こえてくる。
身振りは無論、声帯を震わすことも出来ない老体を前にわれは無力なり。如何ともし難き、切なきなり。
小一時間で退出。
帰路は圏央道、関越を飛ばす。
カーラジオから懐かしいポップスが流れる。前車のテールランプが霞んできた。

17:00、ユナイッテッド・シネマとしまえんにて、M・ナイト・シャラマン監督作『レディ・イン・ザ・ウォーター』を鑑賞。
場内ガラガラ。
毎回、奇抜なラストのツイストで話題を提供してきた監督の新作は、メルヘンともホラーともサスペンスとも言えぬ現代の御伽噺。
どうもいまひとつ乗れなかったのは、体調の具合か。

夕食はおでん。
そうそう、今日はわが誕生日であった。
うれしくも 楽しくもなし バースディ

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