Il film del sogno

現実逃避の夢日記

犬猿

2018-02-13 01:26:42 | 映画

2/12(月)晴れ時々曇り
明け方就寝9時前には起床。朝食後に愛犬と散歩。昼前に家を出て新宿テアトルで先週末から公開の邦画を鑑賞。場内5割と健闘。吉田佳輔の長編デビュー作«机のなかみ»を観たのも同じ小屋であったが、その着眼点の面白さに大いに感心した。以降、その諸作に落胆した記憶はない。人間洞察が辛辣でシリアスさの中に何とも言えぬユーモアやペーソスがある。兄弟とは他人の始まりである。吾には幸か不幸か兄姉弟妹全てが揃っているので、実社会での処世は、大部分きょうだい喧嘩で訓練した。親とは違った本音をぶつける親族がいることの幸せ。キレイごとで終わらせないところが吉田流。人の悩みの過半は他人からみれば滑稽である。ジムでひと泳ぎして定期身体測定。前月比3ポイントほど良化。されど肥満は変わらず。夜はTVでオリンピック観戦。ジャンプ、モーグル、スピードスケートでメダル獲得。慶賀なり。

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マンハント

2018-02-13 01:16:00 | 映画

2/11(日)晴れ時々曇り
寒午前中は埼玉に義父を訪ねる。元気そうではあるが車椅子に乗って滑舌は悪い。愛犬とのツーショットを撮ってもらいご機嫌。帰宅して洗車やら散歩やらと雑用をこなす。オリンピックなどを漫然と眺めて夜は昨日同様に近所のシネコンのスーパーレイトでジュン・ウーの新作を鑑賞、観客10名と閑散。40年以上前の邦画のリメイク。開始10分で奇妙な違和感に支配されて最後まで払拭できず。«男たちの挽歌»や«フェイスオフ»を撮った監督とは思えない珍作ぶり。面白くなかった点をあげつらうのも辛いので感想割愛。

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かぐらみつまたスキー場/今夜、ロマンス劇場で

2018-02-12 02:37:38 | 旅行
2/10(土)晴れ時々曇り
4:30起床。5:30お迎えの車が到着。関越道で事故渋滞あり1時間のロス。スキー場到着は9:30。45分のゴンドラに乗り込んで滑走開始。無風晴天で絶好のスキー日和。気温も上がって日差しも暖かい。11:30昼食。1,100円也のカレーを食して更に13:30まで滑って早目の撤収。日帰り温泉に寄って往路をなぞって帰宅は17:00。愛犬と散歩。夕食はスペシャル焼きそば。夜は近所のシネコンで本日初日の邦画を鑑賞。観客8名と閑散。まぁ郊外のシネコンのレイトショウの集客はこんなもんでありましょう。映画産業が衰退し始める1960年と現代を行き来する懐古趣味のメルヘン。これまで作品に恵まれなかった綾瀬はるかは、本作で漸く代表作と云える作品が出来たのではないか。ファニーフェイスで天然系というキャラと本作のヒロインはベストマッチ。傘寿を超えた加藤剛が素のままと見紛う熱演。オールドファンは過去名作群の設定イタダキを指折り数えて楽しめる。メルヘンの大敵は時間経過、登場人物の老いである。例えば人間になったピノキオの老後を描いてはいけない。大ラスで完成されたシナリオの映像化(大団円)には、誰もが幸福な気持ちになるだろう。これぞ映画の醍醐味!
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レジャー前夜

2018-02-12 02:34:46 | 日記
2/9(金)晴れ時々曇り
30分早めの起床。漸く週末。昼に新規開拓の店舗でタコライス、900円とコスパ悪し。30分の残業をして珍しくまっすぐ帰宅。本当はお台場で舞台挨拶付の邦画のチケットを取っていたのだが・・・。スーパーで食材を購入して愛犬と散歩。弁当を作って早目に就寝。
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星めぐりの町

2018-02-12 02:32:44 | 映画
2/8(木)晴れ時々曇り
週末寒波も一段落するらしい。案件はないが雑用やトラブルで慌しい一日。昼に老舗の焼鳥丼、1000円ジャスト也。夕刻、弁護士事務所へ案件相談。そのままフェードアウトして有楽町まで徒歩移動。丸の内TOEIにて某生命保険会社の映画上映会へ出向く。企業城下町を舞台にしたヒューマンドラマ。小林稔侍はデビュー55年にして初主演作だそうで≪キャプテンウルトラ≫のキケロ星人からの馴染みであるが、相変わらず芝居が堅い。器用な役者でなかったから長続きしたとも云えますな。壇蜜との父娘というのは意表をついている。素人抜擢と思われる子役もこまっしゃくれた小芝居などせず野趣溢れる魅力あり。昔ながらの日本家屋や田園風景で展開するお話は、民話かメルヘンの世界かと見紛う。元は高倉健を想定した企画だったそうな。さもありなん。トラウマを抱えて孤立する少年と豆腐屋のオヤジの交流。実に解りやすい。裏のテーマは食育と勤労賛歌。タイアップ企業のPRも嫌味にならない程度にさりげない、と思ふ。ロハで観せて頂いたので評価は少々甘め。
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目撃者 闇の中の瞳

2018-02-12 02:30:26 | 映画
2/7(水)晴れ時々曇り
気持ち早めの出勤。業務停滞もなく一安心。中部地区の病院でトラブル発生。昼に洋食定食。とん汁お代わり自由で900円なり。定刻退社してシネマカリテにて。台湾発のクライムサスペンス作品にサービスデーではあるが若年層中心に5割程度の入り。ひとつの事故を基点に現在と過去が交錯する混み入った内容。更には登場人物の誰にも感情移入できないのが少々辛い。説明的な科白を極力排したハードボイルドタッチの語り口は実に映画的。後半はホラー色も加わって、そのあたりの肌触りは好みが分かれるだろう。但しミスリードの為に登場人物たちの虚偽を映像化するのはルール違反ではないか。その他幾つか腑に落ちぬ点あり。本作の原題はミステリーの題材や暗喩に良く使われているマザーグースからの一編。著名な童謡のようにはキレイな韻は踏んでいないということか。帰宅して愛犬と散歩。
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アバウト・レイ 16歳の決断

2018-02-07 01:13:42 | 映画

2/6(火)晴れ時々曇り
立春過ぎても寒波居座り連日寒い。北陸では記録的な大雪らしい。案件なく準備作業で終始する。昼にニシンの塩焼き定食。900円なり。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーで新旧3人の女優が競演する家族劇を鑑賞。女性やや優勢でも3割の座席埋まらず閑散。エル・ファニング、直近で観た異星人役から随分雰囲気違うと感じていたが、邦家での公開順序が前後しているのですな。本作公開は2015年で撮影時は役柄同様16歳だったわけだ。10代女性の一年の変化は大きい。ボーイッシュな役柄を演じるにはベストなタイミングだったろう。奇矯な三世代家族を描いてはいるが、根底にあるのは親離れ・子離れのお話。科白やセット・小道具が如何にも都会的で洒落ている。

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ローズの秘密の頁/巫女っちゃけん。

2018-02-07 00:20:48 | 映画
2/5(月)晴れ時々曇り
まだ寒い週明け。しかし徐々に冷気も和らいでいるのは気のせいではあるまい。3連休明けであるから殊勝に1本早い電車で奉公先へ。さしたる業務停滞もなく一安心。昼にざんぎ定食。900円なり。定刻退社して新宿武蔵野館にてアイルランド映画を鑑賞。場内観客20名弱と閑散。傘寿を過ぎても達者なバネッサ刀自と深い湖の底のような瞳が魅力のルーニー嬢が豪華リレー競演。更には演出がアイルランド・ダブリン出身のジム・シェルダン。戦中を挟んだ回想シーンは、大河ロマンのお約束。原作小説あるようだが未読。丁寧に作られた作品だとは思うが、恋人や神父との関係が少々解りづらく、意外なオチも前振り(伏線)が弱いので唐突感あり。名優たちの熱演がひたすらもったいない。欧州映画らしいしっとりとした雰囲気や景観は良かったですね。続いて梯子鑑賞した
邦画もピリッとしない。妹ばかりが注目されている広瀬アリス主演の巫女映画には20名弱の観客(殿方9割)と閑散。ガラの悪い不貞腐れた巫女と可愛くない小僧が絡んだ変種のバディームービー。開巻からオフビートっぽいギャグに全く笑えず。それは相性の問題であるから措いても、お話が面白いかと云うとそれも微妙。アリス嬢も«銀の匙»観た時はブレイクするかなと思ったが、雌伏期間が続いております。ドローンのおかげで俯瞰の景観ショットなどは綺麗に撮られている。帰宅して愛犬と深夜の散歩。
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ジオ・ストーム

2018-02-05 01:44:20 | 映画

2/4(日)晴れ時々曇り
晴天続き日が差せばやや暖かい。9:00起床。朝食後に愛犬と散歩。近所のシネコンで聖林の大作を鑑賞。小さな小屋が8割埋まり休日の娯楽(時間潰し)にはもってこいの演目。米国(ハリウッド)お得意の天変地異パニックもの。新旧のスター役者が出て、CG・SFXもふんだんに使われて宇宙ステーションの造形など良く出来ている。地球全体に危機が迫るのだが、ストーリー展開はテンプレート通り。手に汗握ることもなく安心して観ていられた。贔屓のアンディ・ガルシアも還暦過ぎて大統領演じるようになったのですな。ジムで遠泳とサウナ。帰宅して愛犬と2度目の散歩。夜はのんびりTVを眺める。

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羊の木

2018-02-04 19:20:52 | 映画

2/3(土)晴れ時々曇り
節分。豆を撒くでもなく鬼にもならず。寝坊して9時過ぎに起床。朝食・愛犬と散歩の後に愛車で小川町へ向かう。高速を使って1時間ジャストで施設到着。11:30。義父は食堂で小さく笑う。歩行が困難なようで2週間見ないうちに随分と憔悴している。滑舌悪く内容のある会話はほとんど成立しない。帰路はシネコンに寄って本日初日の邦画を鑑賞。キャパ112人の小さな劇場が年齢層雑多でほぼ満席。贔屓の吉田監督作品は必ず初日を観に行くが、本作の興味はそれ以前に«光る風»以来のファンである山上たつひこの原作と云う点にあり。いがらしみきお作画のコミックス(全5巻)は読了。設定と一部の登場人物以外は、相当な脚色あり。移住者を減らして各人のキャラを際立たせたのには感心。特に優香と水澤紳吾の役作りは特筆もの。弱年の頃から人様に云えない悪しき性癖に懊悩する我には他人事でなし。筋モノや酒乱・淫乱は自覚もあり、周囲も警戒すれば良し。本当に畏怖すべきは自身でも抗えぬ漆黒の衝動だろう。または偏在する悪意とか。地場の祭祀と絡めて不穏な雰囲気は良く出ていた。但し木村文乃の役回りとラストの変更には集客とキレイなエンディングの為とはいえ違和感あり。トータルでは佳作未満と云ったところか。ジムで遠泳とサウナ。夕刻帰宅して愛犬と2度目の散歩。

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スリー・ビルボード

2018-02-03 00:33:24 | 映画

2/2(金)晴れ時々曇り
イベントは中止になったが休暇は行使。寝坊して8時過ぎに起床。朝食を摂って午前中は床掃除など。雪の止んだ午後から自転車で外出。散髪後に近所のシネコンで公開二日目の洋画を鑑賞。話題作ではあるが平日昼の部に5割弱の客席が埋まっていたことに少々驚き。開巻から20分でシナリオの良さを実感。アイルランド出身、劇作家でキャリアをスタートした監督のオリジナルとのこと。人種差別が根底にある南部と云う舞台設定、複雑で屈折した人間関係と愛憎が狭い田舎街で犇めき合う。オスカー最有力と下馬評高いマクドーマンドは適役。助演のハレルソンもロックウェルも相当な曲者役者であるが、この三人のアンサンブルが素晴らしい。卑劣な性犯罪や陰惨な暴力、心無い言動で他人を貶めるのも人間なら、赦して、悔悛して、希望をもって生きて行かねばならないのも同じ人間。急転直下の展開と更に捻ったラストの深い余韻。文句ない年度ベストの一本。終映後、直ぐにチケット売り場で次回上映のチケットを買った。

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断念したスキー

2018-02-03 00:25:21 | 日記

2/1(木)曇り
個人的には週末。案件を2件仕上げて午前終了。昼食は同僚と日替りの和定。980円也。定刻退社して帰路スーパーに寄って食材調達と美味くもない弁当で夕食を済ます。雪がチラついてきた。振りが激しくなったところで同僚と約束していたスキー行きを断念。降雪は喜ばしいことなのに皮肉なり。気分を変えてゆっくりTVのバラエティなど眺めて夜を過ごす。

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ルイの9番目の人生

2018-02-01 00:56:01 | 映画

1/31(水)晴れ時々曇り
極寒続く。業務も閑散でお寒い。昼に中華。定刻退社して新宿で途中下車。昨日に続いてピカデリーで英=加合作のスリラー映画を鑑賞。場内若年層の女子が中心に4割程度の入り。原作小説は未読。宣伝文句は≪衝撃の心理サスペンス≫だそうだが、それほど単純なシロモノではないと思ふ。時制や視点が変わり、スリラーやホラー、ファンタジーの要素が重層的にまぶされているので、観ている当方の理解が少々混乱。それが魅力と云えばそうなのかもしれない。ジャンルに拘りストーリーラインと結末をどうこうと云うより、親子・夫婦・男女などの関係性を重点に役者の魅力で観た方が楽しめる。まぁどんな男でも美女には弱いというは不易なテーマですが。

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バーフバリ 王の凱旋

2018-02-01 00:07:07 | 映画

1/30(火)晴れ時々曇り
閑散期続く。さしたる業務なく内職に精を出す。昼に七輪で焼く焼肉定食。980円也。定刻退社して新宿で途中下車。ピカデリーでインド映画の大作鑑賞。若年層のグループ・カップル中心にほぼ満席。公開から一か月経ってネット・口コミで評判が上がっているのだろう。本国では記録的な観客動員だったそうだが、邦家は全国20館に満たない上映規模。ある種のゲテモノと見られているのかも。前編は未見。心配ご無用、親切なダイジェストがオープニングにあり。英雄・豪傑モノは古今東西問わず映画の題材としては古典的だが、本作も気宇壮大な貴種流離譚になっている。それにしてもインド映画の勢いを感じさせますな。CG・VFXもふんだんに使われているが、エキストラやセットなどホンモノでしか出せない迫力あり。ストレートな筋立てに縦横無尽なカメラ・アングルと大音量のサウンド・トラック。映像と音響の饗宴に心地良く酔った3時間弱でありました。帰宅して愛犬と夜の散歩。

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