アップグレード

7/16（木）曇り
連続出勤。午前中の雑用（ノベリティの補充やら再通知やら）、午後に決算入力。後輩の面倒ひとつ見れない同僚と小バトル。気分悪し。池袋で途中下車して遅い昼食（早い夕食）に新規開拓の店舗で味噌ラーメンとジャンボ餃子のセット。９３０円也。帰りお地下鉄で連結部に立ち寄るな触るなと絶叫する老人あり。嗚呼コロナは人を荒廃させる。帰宅して愛犬と散歩。夜はNetでSFアクションものを鑑賞。低予算ながら近未来の設定と世界観。サスペンス仕立てのハードボイルドものとしても良く出来ている。やはり映画はシナリオである。と、感心して調べたら≪SAW≫のシナリオライターであった。

送別麻雀

7/15（水）雨時々曇り
久々の出勤。午前中は封緘・発送作業。データをまとめて告知をすると、時計ははや正午。同僚と連れ立って新宿へ出張る。三丁目の焼き肉屋（弊社ユーザー）で昼食。午後2時より今月退職する元上司への接待麻雀を敢行。流石にコロナ騒ぎで10卓ほどある店内で遊戯するのは我々のみ。半チャン4回5時間半。ハイライトは親の倍満（タン・ピン・ツモ・三色・イーペーコー・ドラドラ）。やはり生身の人間相手の真剣勝負は痺れる。トップを二回獲って勝ち頭。恩を返して土産（名店の豆大福）を頂き帰宅。待ち構えていた愛犬と霧雨の中お散歩。

ドロステのはてで僕ら

7/14（火）雨時々曇り
今年は後世に語り伝えられる降雨量と日照時間の短い梅雨となろう。朝から業務多忙。そうは云っても事務量は知れている。夕刻、先週金曜日に診てもらった近所の内科で血液検査の結果を聞く。肝臓の数値が高いが酒は飲むか。否。それでは炭水化物を控えるように。青魚、ナッツ、オリーブオイルは良し。いづれも好物で摂取に努めます。肝炎の検査を追加でしておきましょう。よろしくお願いいたします。それで会計千円也。そのまま地下鉄に乗って池袋へ出張る。昨日とは小屋を変えてTOHOシネマズでインディ系の邦画を鑑賞。場内若年層中心に30人程度の入り。京都を中心に活動する劇団（ヨーロッパ企画）の主宰者・上田誠と団員による低予算作品。但し、このシナリオの着眼点と展開が何ともせせこましく素晴らしい。舞台は喫茶店。店舗にあるモニターは、2階の店長の自宅モニター（2分後の未来を写す）と繋がっている。このドタバタの行方を70分でコンパクトにまとめて、如何にも演劇（映画）的である。かつて内田けんじの≪運命じゃない人≫を鑑賞した時の感覚。昨今では≪カメラを止めるな≫だな。したたかな演劇集団の知恵と奮闘に拍手を贈りたい。

銃2020

7/13（月）曇り時々雨
相変わらず降ったり止んだり。涼しいのは助かる。愛犬と降雨の合間を縫って散歩を三回。昼に日本蕎麦。夕刻、池袋へ出張り、シネマロサで渋い邦画を鑑賞。そういえば姉妹編とも云うべき2018年の≪銃≫を観たのも当劇場。11月19日の日記から≪観客は階層雑多で20名強と閑散。中村文則の原作小説は未読。監督は「百円の恋」で大いに感心した武正晴。平凡な大学生が偶然拾った拳銃により徐々に歯車が狂ってゆく。美しく硬質な銃器ひとつで世界は一変する。いかにも純文学風なモノクロ画面。倦怠と諦観を滲ませた主人公の日常。かつての日活映画を思わせる暗い青春モノでありました。虹朗君リリー・フランキーは安定の怪しさ。女優ふたり（広瀬アリスと日南響子）の使い方も上手い。ラストには親子共演も見られてニンマリ。 ≫今回は男子ばかりで観客4名。肝心の内容は≪豪華配役がひたすら勿体ない≫お粗末な筋立てにガックリ。

のぼる小寺さん

7/12（日）曇り時々晴れ
久し振りに晴れ間をみた。7時前起床。愛犬と散歩、ファミレスで朝食、ジムでひと泳ぎして昼前に大泉で邦画鑑賞。 古厩智之の新作であるが場内ひとケタと超閑散。「まぶだち」「ロボコン」など初期作品群は良かったが、ここ数作は見逃している。モー娘出身の主演女優は初見。設定と展開は、学園（スポーツ）・群像モノの定番ではあるが、ボルダリングというのは新味か。あとは演者の鮮度とオーラにかかっている。【あの】吉田玲子のシナリオもメリハリなく、演出にダレ場も多く、正直後半退屈した。キリンレモンの間接キスや背中合わせのラストシーンにも特段感心せず。われの感性が錆びついている証拠か。愛車で帰宅途中に山下達郎のラジオ番組に聴き入る。ジャニー喜多川一周忌記念と銘打って【初代】ジャニーズの洋楽アプローチ、海外進出の足跡をたどっていた。半世紀前の音源で蘇るポップスにシミジミ。それにしても良くぞ残っていた。≪ちょとまってください≫は、ゴールデンハーフもカバーしておりました。YOUTUBEで暫し懐メロを聴く。

透明人間

7/11（土）雨時々曇り
それにしても晴れ間が恋しい。7時起床して愛犬と散歩。近所のファミレスでいつもの朝食。イオン板橋で9時台開始の洋画を鑑賞。場内30名内外と閑散。The Invisible Manといえば19世紀の後半にH・Gウェルズが書いた小説であるが、幼少期に愛読してドキドキした記憶あり。リ・ボーンされた透明人間は光学スーツに身を包んで妻を追い詰めるストーカーである。B級色満載のサスペンス・ホラー。人物造形に統一性がなく、物語の展開が少々強引なのだが、それこそB級の特権と云われればそれまで。結構重要な人物をザックリ殺して後味が悪い。ゲテモノ好きには良いのだろう。同じ題材を扱ったものでは2000年製作、バーホーベン御大が監督した『インビジブル』（原題: Hollow Man）の方が遥かに良く出来ていた。一旦帰宅して自室でお仕事。夜はジムでひと泳ぎして松屋で牛丼の夕餉を掻き込む。夜半から雨。それにしてもよく降る。

WAVES／ウェイブス

7/10（金）雨時々曇り
漸く週末。９時にはビデオ会議（音声のみ）。午前中、思い切って近所の内科へ行く。８年振りなり。（ブログは便利ですな。検索したら２０１２年８月、夏風邪の診断）待合には２名ほど先客がいたが１０分程で主治医と面談。不定愁訴の状況を説明すると、偏頭痛は正式な病気ではないそうな。とりあえず血液検査をして鎮静剤を処方しましょう、ということで問診は１０分。料金５千円弱。検査代が点数高いのだろう。近所の薬局でクスリとついでに体温計を購入。計2千円弱。夕方、フライング気味に家を出て近所のシネコンで本日初日の米国インディ作品を鑑賞。場内若年層中心に30名強。ティーンエイジャーの兄妹の受難と家族の再生のお話。ひとつひとつのエピソードに新味はないが、ラップやヒップポップを中心としたサウンドトラックと万華鏡のような煌びやかな映像と一体となってこれは新鮮な体験であった。テイラー・ラッセル、ルーカス・ヘッジスなど若手の役者が素晴らしい。少々強引な部分もあるのだが、グイグイと引き込んでラストの余韻も良し。これは劇場必見の良作である。

強烈な偏頭痛

7/9（木）雨時々曇り
６時起床して出社せんとするも気が変わり、同僚にメールして巧妙に作業回避。２度寝をする。気分芳しからず。９時、曇天のなか愛犬と散歩。午後２時まで真面目に仕事。お遅い昼食後に漸く一服。夕方、偏頭痛が始まり横になる。１時間程横臥するも気分改まらず関節が痛みだしてきて偏頭痛も更に激しくなり、嫌な寝汗も出てきた。布団の上でひたすら耐えて午後９時再覚醒。幾分気分も収まり作り置きしていたサンドイッチの夕餉を摂る。夏風邪、インフルエンザ、気圧の変化、はたまたコロナ・・・。体調が悪くなると気分が沈んで、思考は悪い方悪い方へと進んでいけない。

天網恢恢疎にして漏らさず

7/8（水）雨時々曇り
６時起床して愛犬と散歩・朝食。１時間程の２度寝で９時覚醒。ルーティンワークなく暇な一日。ここで少し油断していた。昼にスーパーの弁当。(税抜298円)　夕方、体調優れず１時間ほど午睡をする。デスクを離れた隙に重要連絡あり。明日出勤して罪滅ぼしをせねばならぬ。通勤電車が憂鬱なり。

夏の普段着は使い捨て

7/7（火）雨時々曇り
６時起床。愛犬と散歩。9時に２度目の散歩。昼食に特製焼きそば。蒸し暑い。強風あり。いつ降ってもおかしくない曇天であるが雨は常にぱらつく程度。夜はジムで短いスイミングとサウナ。日本全国、梅雨前線に居座られて不穏な天候続く。スーパーの衣料品フロアで夏物の普段着を買う。シャツ２枚と半ズボンで３．３千円也。（レジ袋３円含む）

筆まめも進化してます

7/6（月）雨時々曇り
都知事選は現職が圧勝、というニュースより九州での大雨災害の方が気になる。野暮用あり週明け出勤。住所データーベースから郵送先への自動印刷ソフトをインストール。作業は１０分で終わったのだが、プリンターの不調で半日がかり。６０枚の役員変更通知を取引先へ発送してやれやれ。定刻退社して池袋で途中下車。毎度の遅い昼食（早目の夕食）に蕎麦を啜り、ベーカーリーのイートインで甘味摂取。帰宅して愛犬と散歩。

カセットテープ・ダイアリーズ

7/5（日）雨時々曇り
7時起床。愛犬と散歩をして一駅隣のファミレスでブランチ。昼前には池袋に出張り、先週末にグランドオープンしたTOHOシネマズで英国映画を鑑賞。キャパ１００人のところコロナ対策で定員５０人、実際の集客は３０名内外といったところ。１９８０年代後半、英国郊外に住むパキスタン人青年の青春モノ。飛躍のきっかけは米国のスーパースター・ブルース・スプリングスティーン。当時でも既に懐メロ扱いであったのが意外。原題：Blinded by the Lightは、ブルースのデビュー楽曲。定番とはいえ、なかなか泣かせる内容。ジムでサウナと入浴。体調いまひとつ。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク

7/4（土）雨時々曇り
９時起床。愛犬と散歩をして近所のファミレスでブランチ。昼前にはシネコンでウディ・アレンの新作を鑑賞。所内中高年層中心に３０名前後。大物プロデューサーのパワハラ事件の余波で米国での上映は未定らしいが、作品の出来映えにはいささかの影響もなくアレン節全開のシニカルなコメディである。相変わらず渋く豪華な役者陣を手駒に使って、起承転結、テンポ良く９０分に収めて職人芸とはこういった作品をいうのだろう。昨日に続いて体調が思わしくない。夕方から少し床を敷いて午睡する。夜は洋食店でサラダのバイキングとガーリック・チキン・ステーキで英気を養う。

MOTHER マザー

7/3（金）曇り時々雨
梅雨らしい降ったり止んだりの天候。偏頭痛と関節痛あり。歯痛か気圧の変化か。いずれにしても気分すぐれず。業務(テレワーク)はどうということなし。定例のミーティングが金曜朝になり、音声で参加。人間、言い訳をするときは早口になる。定刻にPCを閉じて愛車で近所のシネコンへ。鑑賞前にサテンでコーヒーと新聞精読。６：３０、大森立嗣の新作は長澤まさみを毒母にしたてた犯罪モノ。６年前に秩父で起きた１７歳の少年の祖父母殺害事件が基になっているらしい。本日初日であるが、場内は３０名内外と程よい空き加減。それにしても気が滅入る内容である。救いがない。まさみ嬢は嫌いではないが、この手の役柄を演じるにはやはり、キレイすぎる。もう少し歯並びを悪くするとか、肥るとかしないと説得力がない。濡れ場ももう少し露出度がほしいところだが、東宝の箱入り娘であるからしょうがないか。子役３人にの熱演に☆献上。

漱石センセと私

7/2（木）晴れ
梅雨の合間の快晴。夏日。朝の散歩から地面はジリジリ。早朝６時起床、集中して資料作成。昼に蕎麦。合間に３度の散歩。夕刻、駅前の床山で散髪。初夏バージョンで気分も爽快。喫茶店を梯子して、最後は図書館で出久根達郎の小説（漱石もの）を精読。名人の達意の語りを聞いているようで読みやすい。