Il film del sogno

現実逃避の夢日記

嘘喰い

2022-02-13 20:57:24 | 映画
2/13(日)曇り後雨
連休最終日は曇天から午後には冷たい雨ぞ降る。8:30起床。我が仔と散歩、ファミレスでブランチと読書。隣接するシネコンで11:05上映開始の邦画を鑑賞。若年層中心に20名弱と閑散。原作コミックスあるようだが未読。49巻累計880万部は凄い。『カイジ』や『ライアーゲーム』同様に人気のギャンブルモノなのでありましょう。ゆえにネットでは悪評ぷんぷん。確かにホラーを得意とする中田秀夫に監督させたり、芝居の出来ない白石麻衣にメインキャストを振ってはイケナイと思ふ。原作はもっと毒々しく登場人物の個性も際立っているのでありましょう。そこそこ予算を使って、こんな中途半端なシロモノを見せられても困惑至極。悪しき邦画の典型のような凡作。そのままジムで夕方までエクセサイズとサウナ。目標体重より1.5kオーバー、血圧上104下83。
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ウエスト・サイド・ストーリー

2022-02-12 21:33:02 | 映画
2/12(土)晴れ
連休中日。8:30起床。我が仔と散歩、ファミレスでブランチと読書。午後は散歩の後にトイレと自室の掃除。夕刻、近所のシネコンで昨日から公開の大作洋画を鑑賞。場内は老若男女程よい比率だが入りの方は2割弱と厳しい出足。オリジナルは、云わずと知れた1961年に制作されたミュージカル映画の金字塔。当然、美術セット、カメラワーク、ダンスには先進の利あり。但し旧作の楽曲とコレオグラフィーが後世に与えた影響は図り知れない。レナード・バーンスタインとジェローム・ロビンズの偉大さを改めて再認識した。リメイクで最も改変された点は、前作でアニタ役を演じたリタ・モレノ自身が60年の時を経て≪自身≫を救い出すシーンだろう。90歳の彼女が歌う「Somewhere」を聴いて、思わず落涙。スピルバーグの最大の狙いは彼女の起用だったように思ふ。エンタメ作品としては当然一級品。アリアナ・デボーズはオスカー(助演女優)を獲るかも。20:00過ぎ帰宅。就寝迄TVで五輪各競技のダイジェストを視聴。
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ちょっと思い出しただけ

2022-02-11 21:32:11 | 映画
2/11(金)晴れ
建国記念で旗日。7:00起床。張り切って雪かきをしようと物置からスコップと長靴を出して作業を始めるも積雪は大したことなく10分程度で終了。陽差しは強く直ぐに溶けるだろう。シャーベット状の路面では我が仔との散歩も難儀なので午前中はファミレスでブランチと新聞精読。濱口竜介作品がオスカー候補になってリバイバル上映やら特集記事などが目に付く。候補作となった≪ドライブ・マイ・カー≫よりは≪偶然と想像≫の方がエンタメ性があると思うが、村上春樹のネームバリューで脚色賞あたりを獲るかもしれない。昼前に一旦帰宅して我が仔と長い散歩。12:55近所のシネコンで本日初日の邦画を鑑賞。若年層中心に3割程度の入り。カップルの多さが目立った。スピルバーグの大作より本作をチョイスするとはセンス良し。監督・松居大悟はデビュー作の≪アフロ田中≫(2012年)以降、ほぼ全編観ているが、まだ30代半ばで監督作は10本を超える中堅フィルムメーカーである。インディー系の渋いキャストと豊かな発想に才気を感じてきた。『スイートプールサイド』や『私たちのハァハァ』など、意表を突かれ感心。過去作は脱力系や変態的なテーマが多かったが、本作は至極まっとうな恋愛譚。フランソワ・オゾンに≪ふたりの5つの分かれ路≫と云う佳作がある。男女の出会いから別れまでを逆廻しで見せてゆく構成が同じ。これは伊藤沙莉の魅力につきる。彼女はこれからも最良作を更新してゆくだろう。水族館と高円寺路地裏でのラブシーンや夜景の美しさこそ劇場で観る映画の醍醐味である。誰もが経験したことのある恋愛における多幸・焦燥・喪失感を共有できて長く観た者の記憶に残るだろう。

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消えない罪

2022-02-10 21:41:30 | 映画
2/10(木)雪
8:30起床。外は霙交じりの冷たい雨から雪に変わりつつある。終日、居間で我が仔と留守番。TVで五輪を観て昼食に鯛飯を炊く。テーブルの上にはガス・電気の明細書あり。値上げもあったろうが、夏季の倍額となり大いに驚く。夕刻、かつての恩師に長いメール(人生初の入院体験譚)を送る。夜はネットフリックスでサンドラ・ブロック製作・主演の映画を視聴。警官殺しで20年の懲役を終えたヒロインには、養女に出された妹がおり・・・。普遍的な家族愛と罪と罰を描いた社会派ドラマ。サンドラ姐さんの熱演と手堅い脇役陣と演出で最後まで飽きさせない。彼女も五十路を超えて意気軒昂。汚れ役を体当たりで演じて感心。犯した罪の重さや復讐の連鎖に鉛を飲んだような気分になったが、ラストはハッピーエンドでめでたしめでたし。
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時の面影

2022-02-09 20:37:11 | 映画
2/9(水)晴れ
8:00起床。我が仔との散歩を終えて田町へ向かう。駅前のカフェで時間調整して10:00ジャストに隣接するクリニックでワクチン(ブースター)接種を受ける。待ち時間なし。山手線を半周して池袋で途中下車。早めの昼食を摂ってサテライトオフィスで2時間ほど真面目にお仕事。17:00帰宅。我が仔と2度目の散歩。夜はネットフリックス独占配信の英国映画を視聴。ジョン・プレストンの原作ドキュメンタリーあるようだが未読。恥ずかしながら英国サットン・フー遺跡のことも知らず。1939年に発見されたアングロ・サクソン戦士(または王侯貴族?)と思われる墓の採掘がメインストーリー。地主である薄幸の未亡人とアマチュア考古学者。それに絡む人間模様と第二次世界大戦前夜という時代背景。歴史的な大発見をめぐる実録モノの側面と重厚なオトナのメロドラマの要素もあり。キャリー・マリガンは本当に良い女優になりました。ベテランのレイフ・ファインズ相手に堂々たる横綱芝居。途中からリリー・ジェームズの不倫なども挿入したのは艶消しではないか。イングランド南東部の景観麗し。全編を通じて漂う気品は欧州映画独特の質感だろう。原題はThe Dig(掘る)のそっけなさに対して邦題にセンスあり。

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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー

2022-02-08 21:13:56 | 映画
2/8(火)曇りのち晴れ
8:00起床。散歩と朝食。午前中は真面目にお仕事。提出物をふたつみっつ。午後も散歩でスタート。遅い昼食に昨日の残った具材でサンド。居間で北京五輪の中継などを漫然と眺める。ジャンプ・スーツの規格違反と云うのは後味が悪い。五輪には魔物が棲んでいるのだろう。夕刻、カフェで読書。夜はネットフリックスで見逃していた邦画を視聴。2019年製作、監督は職人肌の平山幸秀。精神科医でもある作家・帚木蓬生の同名小説が原作だが未読。医療モノも題材として取り上げられることが多いが、本作は暗い過去なり傷心を背負った登場人物たちのヒューマンドラマ。インディー系らしからぬ豪華で渋いキャスティング。少々あざとく強引なエピソードもあるが、まぁ泣かせる。但し、監督自身がシナリオを書いたそうだが、それも善し悪しだと思ふ。思い入れが強いとバランスが悪くなることもある。


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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵

2022-02-07 21:10:09 | 映画
2/7(月)晴れ
8:00起床。散歩と朝食。先週末からズレ込んだ11:30開始のズーム会議に参加。午後は生協の受け取り、散歩、遅い昼食にミックスサンド。夕刻、駅前カフェで一服。夜はネットフリックスで2020年、英・豪合作映画を視聴。時代は1970年代後半、処は南アフリカ共和国。アパルトヘイトの撤廃を訴える白人政治犯ふたりの脱獄譚。実話が基になっているらしい。脱獄モノには傑作多し。第二次大戦・ドイツの捕虜収容所が舞台の≪大脱走≫、スティーブン・キング原作の≪ショーシャンクの空に≫、S・マックイーンとD・ホフマンが共演した≪パピヨン≫、≪ミッドナイト・エクスプレス≫≪ブロークダウン・パレス≫なども忘れ難き。本作の肝は主人公たちの執念と脱出方法にあり。少々警備が甘い気がするが、お約束通り看守は憎々しく、紆余曲折の計画とその実行までにはスリルとサスペンスあり楽しめました。それにしてもビラ撒いただけで懲役12年とは、どこの国も政治犯には辛く当たりますな。ハリーポッターで鳴らしたダニエル・ラドクリフも三十路を超えている。こうした汚れ役でキャリアを積むのも良し。

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355

2022-02-06 20:44:31 | 映画
2/6(日)晴れ
午前中は昨日と同じタイムスケジュール。11:00上映開始のシネコンでの演目は英国のアクション映画。公開3日目であるが観客20名内外と閑散。米・独・スペイン・ケニア・中国と5人の美女を絡めたスパイもの。予告編を観たときから嫌な予感がしていたが、ほぼ的中。お話は至って凡庸。お約束の秘密兵器争奪戦、トラウマや恋や裏切りなどなど、これだけの女優陣を集めてストーリー展開が雑駁。アクションのキレもいまひとつ。無造作に人が殺されるのも気になった。いろいろな意味で勿体ない大味な大作。帰宅して愛車を洗う。あとはひたすら読書。北京五輪始まり、新聞のスポーツ欄には戦績やインタビューで特集記事が組まれる。勝者よりも敗者の記事に心打たれる。日の丸背負ってさぞプレッシャーだろう。
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大怪獣のあとしまつ

2022-02-05 21:35:47 | 映画
2/5(土)曇り
8:30起床。散歩のあとファミレスで朝食。隣接するシネコンで昨日から公開の邦画を鑑賞。10:50上映回には観客4割とそこそこ。松竹:東映の共同制作。監督は放送作家出身でTVドラマ≪時効警察≫や≪転々≫の三木聡。愛用している映画サイトでは炎上かと思われるほどの悪評。それほど酷いかなぁ、と思わぬでもない程度の出来栄え。確かに悪ふざけや下ネタ、不要な恋愛模様など、この監督の身上とも云える作風(クスグリ)には、今回のテーマが合わなかったか。≪シン・ゴジラ≫の二番煎じと云えなくもないが、メインの設定や展開は至極まっとうなお話である。特撮・美術やカット割りなど、スタッフワークは悪くない。しかし、豪華キャストの無駄使いはイタダケませんな。帰宅して我が仔と2度目の散歩。夜はジムでエクセサイズとサウナ。体重変化なし。目標まで2㌔。血圧上100下76。
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ゴーストバスターズ/アフターライフ

2022-02-04 23:47:09 | 映画
2/4(金)晴れ
奉公先でオミクロン感染者が出た。隣の部の社員らしい。われは水曜日に出勤しており濃厚接触者かも。しかし、どっちにしろ18日まで出勤予定はない。体調に変化なし。仕事は1時間もあれば終了。珍しく玄関ブザーが鳴るので出てみると廃品回収を名目にした貴金属・洋酒・ブランドバッグなどの買い取り業者であった。壊れたプリンターを引き取らせ、オメガの時計とCONTAXの一眼レフカメラを査定させると両方併せて5千円とのこと。商談不成立。夕刻、愛車に乗ってシネコンまで。本日初日18:00上映開始の米国大作には観客10名と超閑散。北京五輪の開会は関係なかろう。1984年製作の第一作は大ヒット。89年には続編も作られた。最近では2016年にキャストを女性にしてリブート版がありましたな。本作は第1作に続くお話。オリジナル同様にホラー・コメディ・アクションの融合。スパイスに家族愛か。予備知識がないと少し辛いが、旧キャスト陣の見せ場もあって出来栄えはまずまず。主役のマッケナ・グレイスに刮目。どこかで観たなと思ったら≪ギフテッド≫の子役だった。この娘はまだまだ化けると思ふ。帰宅して寒空のなか我が仔と3度目の散歩。
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隔たる世界の2人

2022-02-03 21:31:15 | 映画
2/3(木)晴れ
晴天続く。風さえなく日差しだけなら春到来。日常のタイムスケジュールに変化なし。昼に特製味噌ラーメン。整理箪笥から冬物のコートが何着も出てきた。真冬でも軽いフリースやダウンを身に着けて出番が無くなって箪笥の肥やしになっているわけだ。ずっしり重たい羊皮のハーフコートを着てみる。鎧をまとった心地。出来心でレザーワックスを塗ってアイロンを当てた。30年以上前に購入して20年以上着ていないが、手入れをすれば一生ものだろう。デザインもクラシカルで流行も関係なし。夕方、毎度のカフェで読書。夜はネットフリックスで独占配信の短編映画を視聴。≪スキン≫同様、黒人差別に切り込んだ問題作。差別や偏見は、人間や国家・宗教が存在する限りなくならないのではないか、と心中暗澹とする内容である。多国籍・民主主義の大本山の米国でもそうならば、他国も推して知るべしか。

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愛は静けさの中に

2022-02-02 20:53:10 | 映画
2/2(水)晴れ
出勤日。6:00起床。7:30奉公先到着。午前中は封緘・発送業務。午後は新人の研修。半日かけた提案書の完成度に呆れる。これは相当気合を入れないとイケナイ逸材かもしれぬ。定刻退社して自宅最寄りのファミレスで甘味摂取と読書。19:00帰宅して我が仔と長い散歩。夜は1986年製作の米国映画をネットで視聴。公開時劇場鑑賞時の感動が蘇る。聾唖の女優マーリー・マトリンがオスカーを獲った佳作。先月観た≪コーダ あいのうた≫ではヒロインの母親役を熱演しておりましたな。マーク・メドフによるトニー賞を受賞した舞台劇≪Children of a Lesser God≫ が原作だが、翌年には邦家でも『ちいさき神の作りし子ら』(この邦題のセンスの良さ!)として加藤健一と熊谷真実で上演されサンシャイン劇場で観劇した。映画で教師役を演じたウィリアム・ハートも80年代が最も脂が乗って≪ブロードキャスト・ニュース≫≪蜘蛛女のキス≫などの名作に主演しておりました。芋蔓式に連続鑑賞してゆくとキリがありませんな。内容も程よく忘れて新たな発見もあり。役者の加齢具合で新旧の佳作を見比べるのもファンの醍醐味である。
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ファザーフッド

2022-02-01 20:42:59 | 映画
2/1(火)晴れ
年が明けてあっという間にひと月過ぎてはや如月。7:00起床。奉公先の職域接種(3回目のブースター)の予約をネットで行う。名前だけはデカい会社に勤めていると良きこともあり。9:00我が仔と散歩がてら病院へ。胆道に障害のある我が仔にクスリ(コスパノン)を処方してもらう。ついでに肛門搾りと耳掃除と爪切り。ここは獣医ではなくエステサロンかいな。診療(処置)と薬代で合計6,678円也。帰宅して朝食。YouTubeで60~70年代ポップスを聴きながら真面目にお仕事。昼食に特製サンド。ポテトサラダを挟むも、このイモを里芋にしてみた。味付けは明太子。アボカドと卵のサラダと2種作って味・色見・ボリューム良し。これは都心のカフェでドリンク付きで1,500円はとれる。夜はネットで昨年ソニーピクチャーズで製作された米国映画を視聴。一般公開する前にネットフリックスに売却されたそうな。監督は≪アバウト・ア・ボーイ≫のポール・ワイツ、主演はスタンダップコメディアン出身のケヴィン・ハート。シングル・ファザーの子育て奮闘記。多くのコメディアンは芸達者でシリアスな芝居も上手い。設定や展開に新味はないが、泣ける良作であった。キャラの配置や気のきいたセリフ、そして肝となる子役も申し分なし。
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