金曜日は夜8時までやっているので、上野の東京都美術館へ。
午後は雨も強かったせいか、空いてる・・・。
「小路」なんて、アムステルダム国立美術館で見るよりゆっくり見ることができた。
デルフト派の作品38点のうち、フェルメールは7点。彼の全36点と言われている作品のうち7点が揃ってる。しかも世界各国から来てる。それが、1,600円で見られる。東京って本当にすごい所だ。しかも、日本でやってるから、フェルメールの絵のそばにパネルで、絵の部分拡大図とそのポイントがかかれていて、分かりやすい! もちろん、フェルメール以前・以後の作家の作品もきちんと説明されいる。まあ、企画展だから当然なんだけど。でも、やっぱり便利で分かり易い。後、最近までレンブランドの作品だと思われていたけど、実はカレル・ファブリテイウスの自画像だったとか、「ヴァージナルの前に座る若い女」が研究の成果でフェルメールの真作と認められたとかの裏話も面白い。
音声ガイドは、絵が小さく印刷されたチラシを受け取って、それにペンの形をしたものの先っちょを当てるとその絵の説明が流れるという初めてのタイプ。絵の横の説明はパネルじゃなくて、直接壁紙にインレタみたいのを貼っていた。って、施工が気になるなんて・・・。仕事って怖い。
フェルメールの描く女の人って、「真珠の耳飾りの少女」以外は、きれいな人っていないんだね。