原題: THE X-FILES: I WANT TO BELIEVE
レッドクリフに行こうと思ってたのに、Yahooの映画評であまりにも点数が悪いので、思わず観にいってしまった。
確かに内容は、テレビシリーズの1エピソード。しかも、なぜ今頃X-ファイル?
テレビの宣伝だと、「あの謎が今明かされる!」とか「モルダーとスカリーの関係が今明らかに!」とかで客を呼ぼうとしてるけど、ちゃんとドラマではそこんとこは完結してるのに、日本のテレビで放送しなかっただけなのに、なんだかなあ。
最終シーズンの最終話、切なくて絶望的で「ああ、ダメなんだあ・・・」というラスト。一応奴らの弱点とあの赤ん坊が一縷の希望みたいに描かれてたけど、でも駄目なんだろうなあ。9年越しのエピソードが多少の破綻はあるけど、でも割ときちんと完結は見たけど、でも駄目なんだ・・・。という、良かったけど心に残る暗い最後だった。
今回の映画が、あれから9年だけど、でも最終話はなかったという設定。だって、スキナーが出てくるんだもん。お前本当はもう〇〇〇じゃん、なんでモルダーを抱きしめてるんだ?って突っ込みたかった。映画としては、飽きないでちゃんと見れたし、スカリーの内面を描いた作品としてみればいいんだろうけど、もう少しロシアの奴らの動機とかの謎解き部分をきちんとして欲しかった。神父の存在はあれ位、よく分からない方がX-ファイルぽっくていいんだけど。
エンドロールでなぜ、この曲? なぜ、海? なぜ撮影してるヘリの影が堂々と映ってる?と思ってたら、なぜか手漕ぎボートに乗ってる、モルダーとスカリーらしき人影がヘリに向って手を振るんだけど、あれは、もう闇の世界に戻りません!皆さんさよなら!って事?
まあ、二人+スキナーに会えたって事でいいかあ。