ジェシカ・アルバ主演の香港映画のリメイクホラー。原題:THE EYE
レッド・クリフを観にいったはずが・・・。ストレス溜まると、どうしてもホラー映画になってしまう。
角膜移植で目が見えるようになったヒロインに、ドナーの見た記憶の映像が見えて・・・というストーリーで、最初に手塚治虫のブラック・ジャックを思い浮かべるのは、やっぱ年齢が年齢だからか? 香港の本家映画は観てない。
一応ホラーで、呪怨の俊雄君ぽい幽霊なんかもでてくるんだけど、グロい場面は一切なく、ベースになるのは人間の「善意」なので、ほぼハッピーエンド。ストーリーもきれいにまとまってて、破綻もない。変に謎だけふっといて後半謎解きで、ストーリーがハチャメチャになる、例えば「ゴシカ」なんかと比べると上出来。ジェシカ・アルバはやっぱり可愛いし。ガラス越しだけど、サービスカットもある。
欠点は、ジェシカ・アルバがソロの、高級マンションに住むほどのバイオリニストなんだけど、ちっともバイオリンを弾いてるように見えないのと、ホラーなんだけど怖くない所かなあ。最後なんて感動の(って程ではないか)、パニック映画の盛り上げ方だし。
まあ、無理に見なくてもいいけど、見る機会があったらどうぞ、って感じの映画。