舞台では観ていないので、初めての「マンマ・ミーア!」鑑賞。
私の高校時代は、アバとクィーンだった。
アバの曲を使って上手にストーリーを組み立ててた。クィーンの「We will Rock you」が10代男女が主役のSF仕立てだったのに比べたら、観やすいストーリーでまとめてたと思う。舞台もギリシアの小島という曖昧な設定がミュージカルというおとぎ話にぴったり! (おお、この曲をこんなふうに使うのかあ)との驚きもある。
まあ、クィーンの方はロンドンの舞台で見たから当然日本語字幕がなくて、結構セリフで笑わすのに、理解できなかったし・・・。
でも、メリル・ストリープとその友人二人は、頑張ってたけど年を取り過ぎ。メリル・ストリープが特に怖かったよ~。21歳の娘の母親には見えないよ。高齢出産過ぎる。祖母でもいいくらい。楽しく、唄って踊っても、顔を見てしまうとノれない。母娘で歌うシーンでは、どうしても若い娘だけを見てしまう。舞台ならアップはないけど、映画だからね。気の毒だったピアーズ・ブロスナン(サム)ともども、主人公二人がミスキャスト。
コリン・ファースはもうけ役。
それでも、娘が結婚式をあげる教会の下でメリル・ストリープがサムに唄う唄う「ザ・ウィナー」は、身につまされた。
楽しかったのは、メリル・ストリープの友人が、島の若い男の子とビーチで唄う「ダズ・ユア・マザー・ノウ」。
期待して見なかったら、まあまあ楽しめた。メリル・ストリープがハッピーエンドになるなら、まだ私も頑張れるのかしらん?