落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「サンシャイン・クリーニング」

2009-07-18 00:27:50 | 映画

Tnr0907141812012n1 「2006年アカデミー賞2冠に輝いた『リトル・ミス・サンシャイン』のプロデュースチームが手掛ける心温まる人間ドラマ」という、宣伝文句に魅かれて観た。

プロデュースチームが同じだからか、『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー賞助演男優賞に輝いたおじいちゃんと(この映画では太ってた)、メアリー・リン・ライスカブ(「24」のクロエ)がまた出てた。

やっぱり比べると『リトル・ミス・サンシャイン』の方が面白い。

まあ、あっちはロード・ムービーで、こっちはニューメキシコ州のアルバカーキだけが舞台だから小粒な感じが余計するんだろうけど。まあ、描く世界が狭いから、1時間半だけどじっくり丁寧に、家族(お父さんと姉妹と姉の子)3世代が1歩踏み出す姿が描かれている。

でも、泣いたよ。田舎で、お母さんに自殺された姉妹がなんとか生きていく姿に。姉は高校生の頃の、別の女と結婚した彼氏と未だに続いてるシングルマザーで、妹はパンクっぽいファッションで定職にも付かずどう生きていったらいいか分からなくて。二人とも母親に自殺された事をずっと引きずってて。エイミー・アダムス(「魔法にかけられて」のお姫様)演じる姉は、お姫様だけあって、あんなにきれいなのに、高校生の時の彼にいいようにされてさ。美人の方が幸せになれるチャンスは絶対多いのに、なんで棒に振っちゃったんだろう・・・。

アメリカの田舎での暮らしと、親は自殺しちゃいかん!という教訓の映画だった。

狭い映画館だったが、半分近く埋まってた。が、ほとんどが私と同じ、一人で来てた人だった。一人で、ちょっと元気が欲しい時に観るのに適した映画だ。

コメント
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