落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

中2日のマルタ一人旅⑥

2010-07-25 19:59:39 | 旅行記・マルタ共和国

7月11日(日曜日) その4

【青の洞窟】から一度ホテルに戻り、午後7時位にバスに乗って、隣の岬のサンジュリアンの方へ行ってみる。バスを適当に降りたら、そこはスリーマとサンジュリアンの間の入り江だった。

午後7時過ぎなんだけど、こっちの方は、目の前の海で泳げるので、みんなのんびり海水浴。

058 059 060

ホテルかコンドミニアムが海岸沿いの道に並び、ヨーロッパからのバカンス客が大勢!いいなあ、皆家族で10日以上滞在するんだろうなあ。経済破綻なんて忘れてさ。

061 062 この日は、サッカーのワールドカップの決勝戦。昨日の準決勝戦から、どの店も「うちは9スクリーンあります!」とか「Big Screen!」とか、テレビ中継に力を入れてる。8時半からのゴールデンタイムに生中継だもんなあ。なるべく、テレビがなくて空いてる店に入ったが、小さな1台だけのブラウン管テレビがあるだけなのに、キックオフ直後に、客が勝手にテーブルをテレビを見易いように並べ替え、満員になる。

065 064 063

真ん中の写真が、サッカー中継してる店の写真。どこもこんな感じで、しかも店によってはしっかり、厨房に1台あった。レンタルなのかな?

バスに乗ってホテルへ。バスの3日券、買っておいて良かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中2日のマルタ一人旅⑤

2010-07-25 14:19:30 | 旅行記・マルタ共和国

  7月11日(日曜日) その3

056

ヴァレッタ市内を縦断し、日差しを遮る物がないバスターミナルで、38か138のバスを待つ。方面によって、乗り場は同じなので、どちらかが来たら乗ればいい。38のバスが来た。ヨーロッパの青の洞窟で泳ごうという服の下に水着を着たバカンス客が我先にと乗り込む。君たちは中国人か?

まあ、運転手が満員と判断すると、いきなり発車する可能性があるので、気持ちは分かるが・・・。

で、30分位でブルーグロット。次の神殿で下車。このバスは運転手が、自らこの2か所のバス停の名前を大声で言ってくれた。

【ハジャー・イム神殿】と【イムナイドラ神殿】

025 Img_0004 028

ガイドブックや去年行った人のブログ情報とは違い、近代的システム(?)になっていた。まず鉄筋の建物でチケット(共通券)を購入すると、椅子の並んだ部屋に通され、適当に人数が集ると、神殿の歴史とテントで保護する前の全体像などを映像化した音楽のみが流れるビデオを10分位鑑賞。その後、案内された出口の外は簡単な博物館になっていて、どうやって巨石を動かしたか、二つの神殿の発掘の様子がシャープの液晶ディズプレイ(4台位あったかな?)で、説明されていた。

その後建物の外、すぐ傍にある、【ハジャー・イム神殿】へ。

保護のためにテントに覆われている。

P7112796

027_2029_2 030                     031 032 033

034035_2 見た感じ、ロンドン郊外のストーンヘンジと同じ民族が作ったんだと思う。マルタのはそのまま忘れられて原型が残ったけど、ストーンヘンジはその後の別の民族が改築してしまったのではないかと。問題は、ヨーロッパ全域を紀元前3600年~2500年の1000年の間、同じ文化を持つ同じ民族が存在・統治していたかどうかという謎だ。

ロープが張ってあって、入り口を入ってまっすぐ出て周辺しか見学できないようになっている。

遊歩道を10分位下り(帰りは15分位かかった)、【イムナイドラ神殿】へ。

途中、地元のおじさんにしつこく話かけられる。

ここの方が、ロープは張ってあるけど、いろいろ歩きまわれる。入り口などは保存状態がいい。時代的にはこの後になる、エジプトのピラミッドや神殿に大きな石を上げたように、土で傾斜を作り、石のコロを使って傾斜を登らせたんだろうか。

036057_2 038                  

039040041  この神殿は、2001年に何者かによって破壊された、哀しい過去があるらしい。誰がやったか分からないので(この小さな島で本当に分からないのか?とも思う。宗教的背景もあるのかな?)、動機も分からないが。「先史」の存在を嫌がる団体もいるからなあ。

「テレビも、ゲームも、本もない時代、食べる事が保障されたら、石を運ぶ位しかやる事がないんだから、やるんじゃない?」というのが、私の母の説です。

それぞれの神殿の入り口で、チケットの再確認がある。

042 043 チケット売り場の側のレストランで昼ごはん。チップ合わせて?10。マルタでは、スパゲッティなどのサイドメニュー(!)をメインで頼んだ場合、追加料金が請求される場合があって、ここでも?3余計にもらうからと説明されたけど、それでもビールもスパゲッテイもスモールサイズでいいよと言ったら、気の毒に思ったのか、追加料金を請求してこなかった。か、忘れたか。

とことこ、炎天下の中、ブルーグロットまで歩く。途中、車が止まって親切で「一人だけなら乗れるよ」と声をかけてもらうが、多分歩いても20分位なので、お断りする。

044 045 確かに、ブルーグロットのバス停までは徒歩20分だった。が、その後、いろは坂みたいな舗装された車道を延々と下る。下るという事は帰りは上る。ヘロヘロになって上ってきた人に、近道はないかと聞いたら、ないそうだ。138のバスは、ブルーグロットまでこの坂を下りるそうだ。帰りの飛行機で一緒だった日本人に聞いた。ただ、1時間に1本なので、帰りは他の日本人とタクシーで途中の街(パオラ)まで行ったそうだ。パオラからだと、ヴァレッタまでのバスがたくさん出てるから。

坂を下りると、駐車場近辺がなんか懐かしい感じがする観光地。レストランも4~5軒ある。

ここもガイドブックとは違い、チケットブースでチケットを購入し、船着き場で半券を渡すというシステムになっていた。午前中の方が、光がきれいだと言うがどうなんだろう。途中で1カ所、「BLUE GROTTO」ではなく、「BLUE CAVE」という表示もあったが・・・。

047_2 048

049

050 051                 

と、こんな感じの3~4カ所穴巡りだった。30分は乗ってなかったかな?

確かに浅い海底が白砂の箇所だけ、青がきれいだけど・・・。イタリアのカプリ島の「青の洞窟」のイメージは絶対にない。あのグロット全体がRGBのBで燃える感じではない。日本の、観光船のイメージの方が近い。沖縄に行った事のある人、ましてダイバーは、普通の観光船だと思って、海水浴の余興に乗って下さい。GROTTOでは、ありません。

で、回り中に泳いでいる人。日本みたいにビーチなんてなくて、プールにある梯子が何カ所か取り付けてあるだけ。

052 053

054

泳いだ。元気が出た。帰りの坂はお陰で、元気よく上れた。真ん中の写真が、水中写真。ボケてるけど。

055

バス通りから観た、青の洞窟の写真です。バス停からヴァレッタ方面に50m位言った所に小さな展望公園があるので、そこから見られます。レンタカーで回るコースだなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする