やっと観た。
観客は4人で、エンドロール後までいたのは私一人だったが。
震災で公開が伸びた時、なぜSFが?と思ったが、敵が海から攻めてきて、海沿い15kmは敵陣とかになっちゃうからなのかなあ、と今は思う。
基本は、懐かしい、良い戦争映画だ。
それぞれの家庭の事情や抱えている問題があって、でも、祖国のために戦うぞ! 強いベテラン兵士の元、兵士として成長し、結束していく若者達。いい戦争映画だ。
だが、今更ドイツ軍と戦う訳にもいかないので宇宙人と戦っている。
いつも地球侵略してくる宇宙人は、強いんだか弱いんだかよく分からないだが、今回の宇宙人も、そう。あんなに科学力があるなら、水くらいなんとかできないのか? 潮位が変わるほど組み上げて、どうしようとしていたんだろう?
で、観ててずっと不思議だったのが、「なぜ、ロサンゼルスは停電しないのか?」
息つく暇もない程どんどん戦ってるから、ちゃんと集中して観てたんだけどね。
あんだけ街が破壊されてるのに。電話線も無事だし、パソコンでニュース観れちゃうし。停電している場所が、磁場強くて敵の司令部があるって気が付くんだけど、なんでその周辺は街頭までもが付いているんだ? アメリカの電線は、日本の電線とどこが違うのか?
民間人は宇宙人に道路に並ばされて撃ち殺されたりしたそうだが、それにしては死体の数が少ない。あんな短時間で逃げ切れたとは思えないし。主人公達が救助に行った警察署も、民間人5名以外生存者なしで、死体も数体のみ。警察署員は民間人5人残して逃げたの?それとも建物の外で殉職したの?
サンタモニカの最前線基地も、攻撃されて死体はあったけど、生存者もけが人もなし。その割には建物内に死体はないし。誰一人いない。そんなに全員死んだのか?逃げたのか?
でも、集中して観てたんだよ。途中で、一度、(あれっ?私何してんだ?ああっ、レイトショーで映画観てるのかあ。)って、思ったほどだもの。あれ~、ボケてんじゃないよね。