原題:FINAL DESTINATION 5
近所の映画館では3Dで字幕版だった。
これがなんでR-18なんだろう? 「ピラニア3D」が「この内容で、奇跡のR15+!」とはしゃいでいたが、確かにこの映画を観てそのコピーの意味を納得! グロさは、「ファイナル・デッドブリッジ」の方が全然おとなしい。というか、あっさり。ペチャって感じ。
最初の橋の、予知夢部分はすごい! このCGで、「殺すための精力」を使い果たしたかのようだ。このシーンの死に方が一番凝ってて、3Dも活かされてた。
個々のはねえ。最初の平行棒のシーンだけ、おお来るぞ来るぞ! あっー、そっちできたかあ!って感じで楽しかったのに。とは言え、平行棒から落ちてあんな風に死ぬ訳ないだろうに・・・。
あとは、なあ。中国マッサージもなんかわざとらしいし、レーシックのシーンは、今までの作品の歯医者でのシーンと似てて、そして劣ってた。モンスター上司の死に様に至っては・・・。来るぞ!感ゼロだもんなあ。まあ、前もいきなりクルマにはねられてた人がいたけど。
あれ~、トニー・トッドって、火葬場か墓場の管理人のだったのに、検視官なんだ。と思ってたら、従来の作品と違いを出すために「他人を殺せば、その分の寿命が手に入る」という、変なアドバイスをして、ちょっとルールを替えてみてた。けど、ガセじゃん。今までのシリーズで、この男がアドバイスしてた事が、ただ面白がって言ってただけの事みたいになっちゃうじゃん。
主人公の男2名の髪型と、体操のシーンと、主人公がやたら「パリに行く」で、ラストが読めるようになっている。最初の、(なんていうんだ?エンドロールじゃなくて、最初にやる方の)で最後に飛行機が出てくるし。じゃあ、このシリーズも最後なのかなあ。