落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

2泊4日のクアラルンプール一人旅⑥

2012-03-24 22:22:49 | 旅行記・クアラルンプール

3月10日(土)

①マラッカに行く!

朝の8時前にホテルを出たのに、ブキッ・ビンタン駅でモノレールがなかな来ない。土曜日の朝だからかな? このまま、また来なかったら・・・と、ちょっと不安になる。ハン・ツァ駅でLRTのアンバン・ライン線に乗り換えて、郊外のTBSバスステーションへ。ここから、マラッカ行きのバスが出てる。

0310_010310_02大きい・近代的な建物で、統一窓口でバス会社各社のチケットが買える。

モニターで確認しながら買えるのだが、9時過ぎに窓口に行ったのに、9時15分も9時30分も満席で9時45分のバスのチケットしか買えなかった。

片道9RM。

Img_0014 安い!バスは、座席がゆったりしていて、リクライニングもかなり倒れる快適なバス。予想通り冷房が利きすぎてかなり寒いけど。高速道路を2時間で、マラッカ郊外のバスステーションに到着!

行きのバスが満席だったので、帰りのバスチケットを買おうと、土産物屋がズラリと並んでるやたら広いだけのバスステーションの中を彷徨って、ようやくそれらしいバス会社毎のブースが並んでいる場所に。でも、夕方のバスのチケットは「まだ!」と売ってもらえなかった。ここから路線バスに乗ってマラッカ市内に行こうにもよく分からないので、タクシー乗り場へ。

ただ、タクシーを使うのは観光客だけなので、一律20RM・・・。2時間バスにのって、9RMなのに・・・。15分タクシーに乗るのに20RMかよ。周り見渡しても、、相乗りしそうな観光客もいないし・・・。でも、日本のタクシーの初乗りよりは安いんだししょうがないかあ。

マラッカ市内のオランダ広場に近づくと、どんどん渋滞してきた。降りて歩こうかと思ったが、どんだけ乗ってもどうせ20RMだし。ああ、すっかり現地価格に慣れてる私。

で、ようやく12時15分、オランダ広場に到着!

001

えっ~、狭い! 小さい! こんだけ? 「マラッカ」って、なんかいろいろロマンをかきたてられる地名だったんだけど・・・。

0310_04 トラピックス(阪急旅行)の団体がいたので、一緒にガイドさんの説明を聞いてみる。

広場にある、マラッカの歴史博物館になっている「スタダイス」を見学。

日本も戦時中にマラッカを数年侵略(統治とガイドブックにはあるけどね)していたので、イギリスやポルトガルと同じ扱いになっていた。帰りの日に、ホテル→空港のバスで一緒になった日本人の60代のおばさんは「日本を悪く展示し過ぎよ!」とやたら怒っていたが、しょうがないじゃん。

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セント・ポール教会

フランシスコ・ザビエルの遺骨が9ヶ月安置された1521年に建てられた教会の壁が残っている。ここから、マラッカ海峡が見える。というか、新興住宅がギッシリ並んでいるのが見える。なんだかなあ。

0310_08サンチャゴ砦

セント・ポール教会のある、丘というか、ちょっとした盛り上がりの麓にある。教会から丘を下りて、麓の道を歩いたけど、教会から、直接降りてこられる階段が、砦まで来たら見つけられた。

1511年にポルトガル軍が建てた砦跡。砦ねえ・・・。門の跡じゃん。

地味な観光ポイントだ。ガイドブックには「人気の撮影スポット」とある。

その側には、マラッカ・スルタン・パレス

0310_090310_10 マラッカが独立してた頃のスルタンの宮殿を復元した、高床式の木造建築。2RMなんで入ってみた。

ここで、ほぼ丘を1周したことになってオランダ広場に行けるはずなんだが、駐車場しかなくて、結局来た道を戻って、オランダ広場から川を渡ってジェンカースストリートへ。

ババ・ニョニャという、独立国当時マレー人と中国人のハーフが貿易で富を蓄えた当時の街並みが残っていて、平たくいうと中華街かなあ。

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街並みはすごい素敵なんだが、なんせここも駐車している自動車が多いし、道路もどんどん自動車が通るし。建物は大抵ショップになっているので土産物屋に入って、素知らぬ顔で奥に行くと、当時を偲ばせる素敵な中庭がある。

ガイドブックに載っていた「プナラカン(僑生餐館)」という雰囲気のいいレストランへ。

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おおっ、メニューに日本語が書いてある! エビとパイナップルのカレー、モヤシ炒め、ご飯、オレンジジュースを頼む。美味しかったし、これでサービス料込で23RM! 

0310_17_2Img_0002_2 近くの「ババ・ニョニャ・ヘリテージ」へ。当時の家を一般公開してる、プライベート・ミュージアム。

プライベート・ミュージアムだからか、呼び鈴を押して、鉄格子の扉越しに話してようやく入れてもらえる。

英語のガイド付きで一緒に回らなければならないのだが、15分近く待たされたあげく、小学生の遠足の団体(30名位)と一緒にされた。子供はしょうがないとしても、先生達よ。少しは他の客の事も考えて、しゃがむとか、詰めるとかしてくれよ~。

確かに、当時の繁栄ぶりを建物や家具から偲ぶ事はできた。

ここは写真撮影禁止でした。

このチャイナタウンにもモスクやヒンドゥーのお寺があるんだが、パッと見、なんの建物かは分からない建築様式。

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だんだん空模様があやしくなってくる。リバークルーズに乗ろうと思ってるのに・・・。で、乗り場に近づいた頃、スコール! 雷雨! 一応折りたたみ傘は持ってたけど、もう歩ける状態ではない。雲の状態から1時間以上は雨がやみそうもないので(年の功で分かるんだ)、クアラルンプールに帰る事にする。

0310_21Img_0009 タクシーを拾って、バスステーションへ。ブースをウロウロしてたら、5分後の17時のバスがあった。なんだ、楽勝じゃん。9.2RM。ただ、ずっと一般道を走って、1時間後もう1カ所のバスステーションに寄っていたが、2時間ちょっとでクアラルンプールのTBSステーションに戻る事ができた。

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2泊4日のクアラルンプール一人旅⑤

2012-03-24 20:22:30 | 旅行記・クアラルンプール

0309_303月9日(金)

⑦ブキッ・ビンタンの夜

すっごい賑やか! 

大きいショッピングセンターに人、道にもいっぱい人! いやあ、懐かしい雰囲気だ。

マレーシアのブランド・ヴィンチの店に入ってみたら、どんどん若い女性が入ってきてバカバカ買ってた。サンダルが3,000円からで、バッグが4,000円位から。可愛いけど、私には可愛すぎ。

0309_260309_27アロー通りに中華の屋外レストランで夕飯。ビールの小瓶が8RMもするのに、魚のすり身の団子が入ったヌードルが6RMだった。(1RM=30円切る位。面倒なので30円で計算してた。)

その後、マッサージを受けようと通りをプラプラするが、いっぱいいる客引きが私には声をかけてくれない・・・。ようやく、声をかけてきたおじさん(でも私より若いかも)に、45分40RMで足ツボマッサージを受ける。

で、なんか小腹が空いてるので、屋台で焼トウモロコシ(ココナツベースのソースに最後は付ける)を買って、この日はお終い!

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2泊4日のクアラルンプール一人旅④

2012-03-24 15:09:45 | 旅行記・クアラルンプール

3月9日(金)

⑤ムルデカ・スクエア周辺

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クアラルンプール駅から10分チョイ歩いたかな? 狭いな。クアラルンプールの街って。

1900年前後に建てられたイギリス植民地時代に建てられた建物が並ぶのを、暑い中、歩いて外観を見る。

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国立織物博物館、旧連邦事務局ビル、市立劇場、旧連邦調査ビルなど。

その塔の間から、銀行のビルの上のタコが目立つ。

0309_29 で、ここが「泥の川のまじわる合流地=クアラルンプール」の街の発祥の地。

間に1909年に建てられた市内最古のイスラム寺院:マスジメット・ジャメが建つ。

お祈り時間が多い金曜日なので、イスラム寺院に入り難いのでここは最終日に入って見た。

⑥チャイナタウン

0309_19 マスジメット・ジャメから、2~3分でチャイナタウン。ここも20世紀初頭の建物が並んでる。

セントラルマーケットを軽くのぞく。タイやインドネシアやフィリピンや香港で見た土産物が並んでる。

←セントラルマーケットのある通りは、こんな立派なアーケードになっている。

見ごたえがあったのは、ヒンドゥーのスリ・マハ・マリアマン寺院

1873年に建立されたけど、現在の建物は1999年改装された物だそうだ。楽しい。見ごたえある。

門の横のおじさんに、靴を預けて入る。靴を引き取る時にお布施を少し入れる仕組み。

次から次へとインドの方がお参りにやってくる。欧米人の観光客も興味津々。

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あとは関帝廟があったり、屋台が並んでたりして、普通にチャイナタウンだった。プタリン通りなんて、香港の女人街と同じだった。

で、また、モノレールのマハラジャレ駅まで歩いて、ブキッ・ビンタンまで行ってホテルに戻った。

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「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

2012-03-24 01:51:44 | 映画

341452view002大変、楽しんで、じっくり観られました。

多分、それは私が、「サッチャー首相」がリアルタイムだから。

「そう、そうだったよねえ。

イギリスに女性の首相誕生!のニュースには、びっくりしたもんなあ。でも女王の国だから、合ってるのかなあ、と当時は思ったなあ。

君が経済改革というか締め付けをやったから失業者が増えて、その当時を描いた『ブラス』『フル・モンティ』『リトル・ダンサー』などの名画が生まれたんだよねえ。

341452view003IRAのテロは、怖かったよなあ。

フォークランド紛争で、アンドルー王子(チャールズ皇太子の弟)が普通に戦線に行ったのには驚いたわ。

ベルリンの壁が崩れて、冷戦が終わってびっくり!そんな時代が来るとは。スパイ達はみんな失業したのかな?

現在のユーロを見てると、サッチャーが断固としてポンドを押しとおしたのは良かったのかな。」などなど。

341452view004 思わず、サッチャーと一緒に過去を振り返ってしましました。

「ボケ」とは言え、24歳で結婚した旦那さんをあんなふうに思い続け、死んだ後にも、側にいて話ができるなんてある意味幸せだよなあ。私には、そんな旦那いないもんなあ。

ラストは、死んでる旦那さんに出て行ってもらって、ボケが治った感じで、ハッピー・エンドっぽくなっている。

まあ、若い人には、良く分からない(思い出しとして過去が唐突に出てくるから、歴史(というかちょっと前の話)を知らないと)辛い映画かもね。

341452view007 メリル・ストリープも、もっと前面にガンガン出てきてウザい位かと思ってたら、そんな事なかったし・・・。主演女優賞はもっともだけど、主演女優賞よりメイクアップ賞の比重の方があると思うなあ。メリル・ストリープの、現在のサッチャーの首の皺と筋の見事な事!しゃべると動くんだよ!自然な感じで。このメイクの完成を、毎日辛抱強く耐えていたメリル・ストリープもすごいけど。

あと、若い時のマーガレットを演じた女優さんも良かったよん。

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