落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」

2013-02-13 21:54:02 | 映画

344013view005 IMAX、3Dで鑑賞。

パイの不思議なお話の聞き役が「もうひとりのシェイクスピア」で、ウィリアム・シャイクスピアを演じた人だった。

オープニング、珍しい動物としゃれたキャストやスタッフの名前の出かた、どこまで本当か分からないパイ君の子供時代の話。ほんわかした、不思議ちゃんのお話が続くのかと思いきや、人食い浮島の話から、さらに現実感がなくなったのかと思いきや、大どんでん返し!

ほどんど3Dで繰り広げられる、映像はすごいけど。

344013view004 本当か嘘か分からない不思議な映像で・・・。技術としてはすごいんだろうけど、夜光虫とザトウクジラのシーンはやりすぎだし、ベタ凪のシーンは、ベタベタすぎるし。

あと、ロープがはってあったけど、私はあの高さだと、海からボートにはあがれません。ってか、あのボートで227日、7ヶ月以上も漂流して、マリアナ海溝からメキシコに到着って・・・。コンティキ号もびっくりだ。

う~ん、真実味のない話だ。

ネタばれ!

344013view002そりゃ、妙にしっかりと日本を話す調査員も、報告書には「ベンガルトラと漂流した」と書かざるを得なかっただろうに。わずか5分程で語られた話が"真実"で、トラは、彼の悪の化身。そりゃ、挨拶せずに、ジャングルに消えるよなあ。

で、映画を観た後は、ロシアに移住すると騒いでいるジェラール・ドパルデューを食っちゃたんだと思っていたが、人食い浮島の話を思い出すと、やっぱ人食いは思いとどまったのではないかとも思うが。いずれにしても、パイ君の不思議な話だからなあ。藪の中というより、誰もいない海の上だからなあ。

なんか、良く分からない映画だった。私には向かないかも。

コメント
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