TIME誌が選ぶ、2013年ワースト7位に選ばれちゃった作品。
う~ん、そんなに酷いかなあ。
「マラヴィータ」「REDリターンズ」とオール(ド)キャスト映画2本の後では、とってもほのぼのした作品に感じたんだが。誰も死なないし。
下ネタが多いと非難されているが、息子(コロンビアからの養子だけど。しかもナルニア国の王子様だ!)の「結婚」を機に、登場人物それぞれの「生」と「性」をしたたかに、力強く描いてて、良かったんだが。
別に、元夫婦が1回位しちゃったって(それも夜じゃなくて朝という所が、歳を取った今なら分かる)いいじゃん。もう皆いろいろ乗り越えてきた60歳以上の人間だもん。あんまり気にしない気が、分かるんだが・・・。
湖の側の、理想の家だけど、多分田舎過ぎて、他にあんまり人がいないから、子供達だけでなく親同士もちょっと関係持っちゃったりして・・・。
キャサリン・ハイグル演じる娘(TVドラマの「ロズウェル」からすっかり大人になって、シャーリーズ・セロンかと思った)と父親のデ・ニーロの関係も良かったし。似た者父娘で、お互い良く分かってて。
アマンダ・セイフライドの花嫁というと「マンマ・ミーア」を思い出すが、母親が恋人に振られた挙句、3人の男と続けて関係を持って誰が父親か分からないという設定より、こっちの方がよっぽど健康的だと思うのだが。皆、自分には責任を持ってるし。
50歳超えてから観ると、とっても共感できるのよん。
兄弟もイケメンだし。
ただ、邦題はねえ・・・。たった2日間の事なので「ウェデイングノート」じゃないし、「グリフィン家」だけじゃないし。