「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」の60年前をえがいた3部作の真ん中。なので、2時間超えたあたりから、観ながら「どこで切る(2話目が終わるのか)じゃい」という事ばかり気になって。そしたら、あらっ~、ここで切るのねえ。本当に何も解決しないで、3作目に繋げていくのねえ。まあ、しょうがないか。
ストーリー的にはしょうがないけど、3時間近く、見ごたえはあった。面白かった。竜は、3作目でどのような最後を迎えるのか、2作目を観ると観客全員が想像できる。
川を流れる樽のシーンは、3Dを堪能できて、かなり見ごたえがある。ここのシーンはおススメ!
主人公が、小人と老人と穴掘り小人で単純短気のドワーフ13人の計15人。なので、ビジュアル的には、かなり落ちる。とはいえ、ドワーフの王の孫とイケメン兄弟の顔は、普通の人間の顔だ。髭が濃くて団子鼻じゃなくて、カッコ良い。でなきゃ、誰も観に行かないよなあ。
2作目の今作には、これにエルフ役のオーランド・ブルームと、リブ・タイラーそっくりに見えるのTVドラマ「LOST」のケイトが加わる。ケイト、さすがエルフだ。すっごく若く見える。
さらに人間も加わる。3作目に大活躍する予定。
いやあ、やっぱりエルフと人間が加わらないと感情移入ができない。良かった。加わって。ビジュアル的にもグッとアップ?
でないと、実在しない「中つ国」で、(失礼だが)妖怪達がごちゃごちゃ戦っているだけで・・・。
ただ、「指輪物語」いや「ロード・オブ・ザ・リング」につながるシーンがいっぱいあるので、「ロード・オブ・ザ・リング」を観てないと楽しめないかも。指輪も、ゴラムも、サウロンももう出てくるし。
竜の声は、カンバーバッチ。だからか、竜は元々淋しがり屋さんなのか、すっごく饒舌。延々としゃべり続ける。おしゃべりな竜だ。
あと、すごいのは、オーク以外死なない。あんなに強いオークに、ドワーフ13人、誰も欠けない。今の所はだけどね。う~ん、だからなんか現実味がないのかなあ。
3作目、結末は見えてるけど、種族を超えた恋の行方が気にかかる。