落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ヘレディタリー/継承」

2018-12-08 17:40:26 | 映画
“全米を凍り付かせた悪夢”とアメリカメディア大絶賛のホラー映画!
2018年を締め括る最後にふさわしいホラー映画のはずだ。



え~ん、( ;∀;)
どこが、怖いんじゃあ?
ラスト15分だけが、やっとホラー映画じゃん。
予告編でやってた、口をならす音だけがホラーぽかったけど、邦画の「検察側の罪人」の方が不気味だったもんなあ。
だらだらしてないで、もっと早く、なんか出してよ!



妹のチャーリーを演じたミリー・シャピロは、本人も凄い見た目で(しかも13歳という設定なのに巨乳だ)、インパクトがあったんだが。もっと何かやらかしてくれるかと思ったら、首チョンパで終わってしまった。悪魔の、とりあえずの憑依肉体だったけど、女の子だからもういらなかったんだろうなあ。あの首は、翌朝であの状態になったのかな?



カルト教団の王妃だったおばあちゃんが死んで、家族が崩壊って、映画紹介されてるけど、元々主人公のお母さんは、お兄ちゃんのピーターを自力で流産させようとしたり、幼い時に兄妹共シンナーぶっかけて焼き殺そうとしたり、かなりイっちゃってる。ってか、おばあちゃんの、自分の子供の使用目的を本能的に感じてて、殺すことで自分の子供を守りたかったのかもね。



あまりにも、山の中の一軒家で、誰も天井裏の匂いに気が付かなかったのか?
いや、お父さん、気が付いてたけど、スルーしてたしな。
ピーターは鼻の骨が折れてたから、折れるように仕向けられてたから、人ひとり燃えても、においに気が付かなかったのかな?



まあ、10代半ばのお兄ちゃんの“パーティー”に妹を連れて行けという、お母さんも変だし、ナッツアレルギーなのに、「ケーキ食べてて」というお兄ちゃんも変だし、首チョンパなのに自宅に戻って寝てしまうお兄ちゃんも変だし。過失致死で事件にもならないのも変だし。そのまま、学校に通い続けているお兄ちゃんも変だ。
この変さが、怖さに全く繋がらない。



あと、お父さん、やたら靴を脱げとか言ってるのに(それとも葬式で履いた靴は脱ぐという慣習があるのか?)、鼻が折れてるお兄ちゃんをベッドに寝かす時くらい靴を脱がしてやれよ。靴履いてた方が、その後のシーンには都合がいいけどさ。

ラスト15分も、お母さんが完全におかしくなって、自分で首を・・・以降は、実は怖くない。日本人に関係ない“悪魔信仰”のせいもあるけど、なんか笑っちゃってさあ。
母さんの顔変化も、怖いというより、面白いし。



エンドロールで、ジュディ・コリンズの青春の光と影【Both sides now】が流れてた。なぜだ?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする