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「クリムト展 ウィーンと日本1990」東京都美術館

2019-06-08 23:01:39 | アート・文化
6月7日 金曜日

「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」に続いてのクリムト展

金曜日の雨の中。金曜日は20時まで開場。会社を定時で上がりダッシュで上野へ。駅を降りると会社員の方々がどんどん東京都美術館に向かう。そして、18時に美術館に入ると長蛇の列。
ええっ!と思ったら、「イブニング・レクチャー」参加者の列だった。ああっ、びっくり。

チケットは並ばず買えて、コインロッカーもギリで確保できて、稲垣吾郎の音声ガイドも借りて会場へ。結構混んでたけど、全て絵のすぐそばでゆっくり見る事ができた。むしろ、1時間半で見終えて、もう1回見ようと思って入り口に戻ったら、「イブニング・レクチャー」参加者が一斉に流れてきて、大混雑してた。



メインはやっぱり、エミーリエ・フレーゲがモデルの「ユディトⅠ」。艶っぽさが他の作品と違うもんね。

クリムトって、工芸学校時代の友人フランツ・マッチュと弟2人とチーム組んで、商業的にうまくやってたんだね。最初の方の展示で、工芸学校時代の作品がマッチェと並べて展示してあって、やっぱりマッチェよりクリムトの方が表情豊かだとか解説しているんだが。マッチェに失礼だよ。彼に巡り会えたから、彼の才能があったから、若くしてクリムトが注目されて成功したのにさ。

先に「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を見ていたので、当時のウィーンがどんな感じだったのかは勉強済だったので、分かり易い。しかも、クリムト作品がほとんどなので、見やすい。



そうかあ、アトリエに裸婦のモデルが常に10名前後いて、描きたくなったクリムトが目くばせすると、そのうち一人が静止してポーズを決めるのか。凄い世界だなあ。でも、これもマッチェに巡り会えたから、可能になぅた世界だと思うんだが。


点数も少ないけど、ほのぼのとした風景画も描いていたんだね。長細いか正方形のキャンパスに。

ベートーヴェン・フリーズの再現もなかなか面白いアイデアだな。

エミーリエ・フレーゲとの関係は、やっぱり不思議で奥深いなあ。

最後のグッズはびっくりする上代設定だった。あのトートバッグにあの値段はないだろうに。むしろ、常設のミュージムショップに並んでたクリムト関連商品の方が、買いやすい商品が並んでた。買わなかったけどね。


コメント
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