落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「クローゼット」

2020-12-30 18:57:14 | 映画

韓国のホラー映画。ホラーかな? 

いや、主人公が、奥さんが死んで、シングルファーザーとしてどう子供に向かいあうかという真面目な映画だ。私も真面目に観られた。

実際、奥さんが無くなって、小学生位の子供と自分(男性)が残された場合、悩んだ挙句だろうけど、スイスの学校に子供を留学させた人を二人知ってる。それ位、お金があっても、日本で子供と暮らしていくのは難しんだろうな。もちろん、頑張ってるシングルファーザーもいっぱいいるけど。

で、真面目さを和らげるのが、霊媒師(?)のイケメン君。いきなりカップラーメンをすすったり、立ちチョンしたり笑わせる。でも、彼も真面目な霊媒師だけどね。

で、原因はネタバレだけど、親に虐待されて死んでいった子供が悪霊になって、異界とこの世の扉を兼ねてるクローゼットをどこでもドアにして、仲間を増やして行くという。幼児虐待をテーマにしている。この悪霊になる子の、泣き顔が真に迫っててさあ。上手だわ。

うまくまとめてて、ハッピーエンドなので、ほっこりさせる。男優二人も上手だし。

ただ、気になったのは、白目に変わるシーンが下手。あと、ビジュアルが、メキシコの人形島っぽくて。

韓国映画で、エンドロールもハングルのみだったけど、日本はもちろん世界共通のテーマと内容だ。おまけに「クローゼット」が別世界につながっているのは、欧米でも通じるし。あんまり韓国映画っぽくない。どこの国でもリメイク可能だ。

他のホラー映画でもよくあるけど、「気持ちを落ち着かせるため」「自然の中に行けば大丈夫」って、なんで森の中のバカでかい一軒家に行くんだ? 大抵それが、ホラー映画の導入部分だ。行かなきゃいいのに。

あと、この映画で引っ越し作業、めちゃめちゃ早かったけど、引っ越しおまかせパックだったのかな?

 

 

コメント
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