公開してくれただけでありがとう。という想いで観た。
話は変だ。
マックスがなんであの石のパワーにたどり着いたかは全く分からない。そして、彼の目的も良く分からない。狂気か?いや「パパ」って子供の声で急に善人になる。善人になったからって、それでいいのか?というラストだ。
バーバラの存在も、ワンダーウーマンと互角に戦う敵になるほどのキャラか?
そして、誰かが世界平和を望んだら? どうなったんだろうか。矛盾だらけだ。
それに、カイロまであんな時間かけて(映画の尺的に)行ったのに、あっと言う間に、海もあるのに、NYに戻ってた。どうしたんだ?
などなど・・・。
でも、ダイアナはスタイルも良くて、美人で、可愛くて、映える。スターだ。ワンダーウーマンだ。そして一途な女だ。
スティーブもいい奴だ。世界の平和を一番に望んでいる。神の子ダイアナにふさわしい人間だ。
二人が再び巡り会えて、もううれしくてうれしくて。前作のきょとんとしてるダイアナに、スティーブが当時の人間界を教えているシーンの逆で、ダイアナが1984年をスティーブに案内して。80年代ファッションで決めようとしたり、スティーブに操縦させようと飛行機を盗んだり、そして花火の中を飛んだり。もう、今まで、一人でずっと生きてきて、孤独で、それでも一生懸命犯罪防止や人間のためにワンダーウーマンになって、時には虚しさを感じていたダイアナが、たった2日位だけど、心から幸せそうに笑うんだ。
まあ、その顔は見られたからいいかって感じ。涙がこぼれた。私、一応、女だし。
あの金色の鎧は戦い難そうだったなあ。
エンドロールの途中に、おまけにみたいにTVドラマの「ワンダーウーマン」が出てくるんだが、1975年~1979年のドラマだ。私も直後のエンドロールのリンダ・カーターの名前で、ああっ、て思ったけど、気が付く世代に人は観客に何人いただんだろう。
映画館で、お金のかかった、派手なアクションが観られて、感謝だ。