5月2日 日曜日
1月は第2日曜、他の月の第1日曜日は、第三海堡遺構の一般公開日。なので、行ったみた。
京急の追浜駅を海側へまっすぐ歩いて30分。
なんだ? 日本食研の「焼き肉のたれ」宮殿かと思ったら、「横須賀市リサイクルプラザ・アイクル」だそうだ。びっくり!
で、その向かいにあります。
第三海堡遺構
13時に到着。300円でパンフレットを購入し、ボランティアガイドに方に全体像をレクチャーいただく。
海堡は何かとか、第三海堡の歴史とかは、国土交通省関東地方整備局のHPに詳しいです。
炭治郎たち鬼滅隊が鬼と戦っている頃、第三海堡は水深39mもある場所に、30年かけて苦労して防衛のために基地を作ったんだけど、完成後わずか2年で関東大震災で水没。その後は、東京湾を通る船にとって難所となってしまい、平成の時代に7年かけて撤去して、そのうち3つの建物がここに展示されていて、年12回だけ一般公開されている場所です。撤去&移動の様子はここに写真があります。
④はうみかぜ公園という別の場所に展示中。ここには①~③の3つの建物があります。
こんな感じ。グレーの鉄板は補強です。
①探照灯
↑ 入り口側
↑ 後側
↓ 多分、こんな感じの探照灯(サーチライト)だったのかな?
↓ 探照灯を運ぶためのレール
↓ 探照灯の台座(上から)
↓ 探照灯の台座(横から)
↓ 中の通路
↓ 上に登る階段
↓ 上からの眺め
↓ で、この建物だけ、天井にこんな穴がやたら開いてる。
明り取りの窓かな?と思って、ガイドさんに質問したら、引き上げる際にワイヤーを通すために平成時代に開けた穴なんだって。
あと、屋上(?)に突き刺さっている鉄の棒は、避雷針ではなくて、水没後に釣り場に使われて、誰かが立てた釣り竿をセッティングするための金具だそうだ。
↑ 横から見た所。
この建物は、軍事秘密だったのか、2年しか使用されなかったせいか、資料がなくて、探照灯部分以外の部屋が何に使われていたかは分からないらしい。