ジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムが製作に名を連ねているし、アメリカで“ミーガン”がアイドル的人気者になったらしいので、初日の初回に観に行った。
シニア料金ってありがたいです。
でもね、ジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムだからね、それを前提にちゃんと観たよん。
全くグロくないので、家族連れが安心して観られる健康的なホラー映画です。女の子とその若いおばさんが主人公なので、全体的に優しいです。真面目です。
ホラー好きの私が思わず、ニヤリと笑うシーンはありませんでした。
子育ての難しさ、大変さを痛感させます。
A.I.の暴走というテーマなんて、半世紀前のネタだけど、“ChatGPT”が話題の昨今、改めて身近になったのかも。
意外とスプラッターだった「チャイルド・プレイ」のチャッキーより、可愛らしいし、動きがスムースだし(12歳の踊れる女の子がお面を被って演じてるから)。あっ、でも森の中で四つん這いで走る所はちょっと笑ったかな。
最初の殺人(?)までがちょっと長い。ミーガンがケイディと仲良くなるというか依存させる過程をちゃんと描いてるから。
その割には、ジュマが急に1週間でミーガンをあそこまで完成させるのは、早すぎだけど。そして、なんの検査もせずに大量生産を決めようとする上司もおかしいけど。その時間的バランスがなあ。まあ、最初からミーガンは、顔を取られないように反抗してたり、すでに暴走してたんだろうなあ。
もちろん、ホラー映画らしく、最後にやっつけて終わりではない。ミーガン、ちゃんとネットに入りこんじゃってるから。次回、お楽しみに!って感じ。
次回は、多分、ミーガンが大量生産されて、いっぱい出てくるんだろうなあ。
映画業界も、マーベルやらDCやディズニープリンセスに飽きちゃったから、別のアイドルが欲しいんだろうなあ。
高校1年生位の男子7人が観に来てたけど、うち1名は怖くてドキドキして、持ち込んだポップコーンが3分の1も食べられなかったそうだ。可愛いなあ。