船会社主催のOP「クノッソス宮殿観光」62ユーロに参加。日本人は1台のバスに集められ、もう1社のツアーから関西弁の女性添乗員が「今回は私の当番だから」と付いてきてくれて説明してくれた。
紀元前1,700~1,500年前位前のクレタ(ミノア)文明時代の「迷宮」と言われた宮殿跡。
まだギリシャ・ローマ風の遺跡の雰囲気もないければ、城壁もない。
ただ、変に復元されている所がところどころにあって、そこは違和感あり。まあ、発掘したイギリス人のアーサー・エヴァンスという人が結構いじくってて、そのせいで「世界遺産」には登録されないらしい。
壁が残っていないせいか、あんまり「迷宮」という感じもしなかった。
想像したより狭いなあ、と思ったら、修復工事の関係で入れない箇所もあったらしい。
上の、王宮の間入ると、グリフィンという創造上の動物が描かれている、きれいに壁画が残っている赤い部屋。
いつも思うんだが、なぜ、ヨーロッパ人が描くイルカって、不細工で怖い表情なんだろう。まあ、ヨーロッパ人にしてみれば、「でも日本人みたいに食べないから。」と言うんだろうか?
1時間ちょっと遺跡は観終わってしまい、暑いせいか日陰のない遺跡であまり自由時間はとってもらえずに、「日曜日だから店は全部しまっているけどイラクリオン(都市)の中心部までバスで 行って雰囲気だけでも。」と添乗員に促され、街の中心部まで行く。
が、歩き回れる小さい町ではないし(エーゲ海のギリシャ領では一番大きな島の、一番裕福な都市だから大都会)、店は閉まってて閑散としているので、自腹で考古学博物館へ。結局、OPに参加した人全員が入場してた。
結果、せっかくクノッソス宮殿に来たなら、訪れるべき博物館だ。
狭いけど、発掘した物がきちんと展示されていた。
そして、船に戻って昼食。
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