いやあ、面白かった。
ドラマは全く見てなかったけど、番宣が凄かったのでTBSの番組を見てると嫌でも全体のストーリーや雰囲気は分かる。映画自体の評判は良いので、誘ってきた友人と観た。
「ダイハード」シリーズみたいなハリウッド映画のように、普通の人々がスーパーヒーロー並みの大活躍。次から次へとドンドン危機がやって来る。でも、それを次々と突破する。もういいじゃん、面白かったんだから。70階まで非常階段を駆け上がって医療行為をして、70階非常階段を降りて、さらに44階まで往復して。元気過ぎるTOKYO MERの人々。
消防の人もケガして治療を受けていたのに、いきなり立ち上がって44階まで駆けつける。ありえない! けど、ウルウルする。
政治家たちも良い味を出してる。牛久からあんなにランドマークタワーに早く駆けつけられるとは思えないが、どんどん(なぜか同じ時刻に)到着する関東の消防隊や救急医療チームの車両にも感動する。鶴見辰吾もいいじゃん。
音羽(賀来賢人)と鴨井(杏)の関係もいいねえ。音羽が喜多見の妹をどんだけ好きだったのかも良く分かって。音羽がTOKYO MERのユニフォームを着るとこもカッコいい。
あとね、ランドマークタワーも上手に燃えてるんだよ。炎が変に浮いてる感じも全くなく、ちゃんと火事を起こしてた。場所もいいよね。実際に緊急車両が駐車できる場所がいっぱいあるし。ランドマークタワーだと1フロアの面積がそんなに広くないので、南非常階段と北非常階段を行き来するのも何となく分かる。映画の災害場所としては良い場所だ。
で、展望台に残された一般客が最初パニック起こすんだけど、あんなに殺到するかなあ。私はしないんじゃないと思うんだが、友人は職業から「殺到する」と思うそうだ。
誰も死なないと最初から分かっているけど、どんどん危機がやってくるのでドキドキして、ありえないけど感動的な人間ドラマもぶち込んできて、楽しい映画だった。
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