落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ロケットマン」

2019-08-25 23:55:01 | 映画
私にとってのエルトン・ジョンは、1970年の「僕の歌は君の歌:Your Song」と1973年の「黄昏のレンガ路:Goodbye Yellow Brick Road」。
9歳と12歳かあ。あの頃は洋楽のヒット曲が普通にバンバンテレビや街なかで流れてたもんなあ。

特に「黄昏のレンガ路:Goodbye Yellow Brick Road」は、題名をちゃんと知ったのは多分大人になってからで、洋楽に興味を持ちだした中学生の頃、やたらラジオから流れてて。
中学生の頃を思い出すわい。
今回の映画も、出だしから、最後まで、キーになる曲として使われてた。
だから、エルトン・ジョンの声は、私にはきれいな透明なハイトーンボイス。



なので、タロン・エジャトンは頑張って歌ってたけど、全然声が違うんだよなあ。



面白かったけど、「ボヘミアン・ラプソディ」みたいに、また観たい!とは思わない。
もちろん、それはフレディが若くして亡くなったので、伝説になってしまったからだけど。



エルトン・ジョンの幼少期の家庭環境は気の毒だけど、お父さんがハグしてくれないとかお母さんが冷たいとかをずっと引きずるのは、大人としてどうかと思うよ。
両親ともハグはしてくれなかったけど、虐待されてないし、褒めてはもらえないけど、ピアノの才能を潰される事無く、ちゃんと学校にも通わしてくれた。
20歳超えて、バーニーと実家に戻ってきても、なんだかんだと迎えてくれたし。



あと、バーニーとの友情は濃い目に描かれたけど、ミュージシャンとしてバンド仲間とかツアー仲間とかをもっと取り上げてくれれば深みが出たような。

恋人でマネージャーの、ジョンとの関係は、ビジネスとしてしょうがない気もするし。ジョンを演じたリチャード・マッデン、「シンデレラ」の王子様を演じた人だけど、うーん、好みかもしれない。エルトンが魅かれるのも分かるし、ベッドシーンもなかなか良かったぞい。



まあ、死んで伝説になる前に、1990年に更生施設に入院して復活。

私が行った、東京ドームの“In Concert FACE TO FACE with ビリー・ジョエル”は1998年なので、復活後なんだね。
この時は、エルトン・ジョンは自分が中学生の時のイメージと同じだったけど、スラッとしてて神経質で都会的なイメージだったビリー・ジョエルが、太った陽気なイタリアのピザ屋の親父になってて驚いたもんだ。

作詞のバーニーを演じたジェイミー・ベルは「リトル・ダンサー:BILLY ELLIOT」のビリー・エリオットで、その後のミュージカル「BILLY ELLIOT」の楽曲を手掛けたのは、エルトン・ジョンです。



なんか「キングスマン:ゴールデン・サークル」は、やっぱりこの映画の予告編のような気がする。
でも「ライオン・キング」を観にいっている人は、エルトン・ジョン繋がりとはいえ、こっちまでは来ないだろうなあ。
踊りシーンは最初だけなので、ミュージカル映画ではないなあ。
プールのシーンは良かったけど。

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