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富士の樹海を歩く・穴に入る パートⅡ その1・富士風穴

2020-11-22 22:29:33 | 旅行記・関東

11月11日 水曜日

ツアー会社企画の、「第2回青木ヶ原樹海と氷の大規模洞窟・富士風風穴へ」に参加。

7:30に横浜をバスで出発。この日は、朝から晴れ渡る。

なので、車窓からも富士山がきれいに見える。

10時過ぎに、「道の駅なるさわ」で前回と同じ2名のバスガイドさんに合流。

前回バスに乗った場所でバスから降りて、樹海の中を歩く。今回は、19名の参加者+添乗員さんを2班に分けて、そのグループにガイドさんが付く形。私のグループは先に富士風穴→お弁当→本栖氷穴の順で、もう1グループは逆の順番。

 

樹海は、まだ溶岩の上に土が3㎝しかないので、木の枝がこんな風になるんだって。と言うか、こんなになっても育つ木ってすごいなあ。

富士風穴

11時ごろ到着。

まず、岩を伝わって、この大きなくぼみの下まで降りる。なんとなく階段があるけど、大正天皇か昭和天皇が来たことがあって、その時に作ったんだって。

 

 

くぼみの下から上を見ると、こんな感じ。写真左に写っているのは、支給された青い軍手。

で、いよいよ狭い穴に降りる。

 

中は広い。気温は0度位のはずなんだが、岩場を緊張して歩くせいか、全く寒くない。

冬じゃないので氷柱はない。1980年代頃に、やんちゃな若者が入って、育ってた氷筍も壊されてしまったんだって。

氷室として使っていた事もあるので、その頃の台車みたいのが残ってたりする。

奥の方に行くと、足元が氷になってくる。

一番奥の部屋みたいな所がかなり広くて、10m四方で天井も10m位。

足元は全て氷。若干溶けている。全員のライトを消して暗闇を味わう。

実は、私は済州島で世界最長の溶岩洞窟:万丈窟に入っている。が、大き過ぎてただのトンネルだった。

そこから比べればはるかに小さいけど、冒険気分を味わえるのは楽しい。

今、ネットで見つけたここと同じコースに行ったのだが・・・。こんなふうに氷柱も氷筍もなかったぞ。

再び、木製梯子を上って地上へ。

くぼみからも脱出して、地上へ。

地上だけど、足元は溶岩が固まった状態。

歩いて、前回も来た、大室山麓のブナ広場でお弁当。

 

この景色の反対側が樹海で、そこで各自トイレ(男は雉撃ち、女はお花摘み)を済ますように言われるが、この岩の後に行こう!と思っても、木の根があちらこちらから出てて、なかなかたどりつけない。難しかった。


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