期待通りでした。とっても良い、おバカ映画だった。年末に、笑うのにピッタリだ。
関西ネタは、さすが年の功の私。しっかり笑えた。琵琶湖や彦根城、行っといて良かった。
ただ、今回の映画で勉強になった事もある。比叡山延暦寺って、境内のほとんどが滋賀県の大津市にあるんだねえ。また、滋賀県民が京都人や大阪人にタンカを切る時に言うという都市伝説の「琵琶湖の水止めたろか!」は、実際止めると滋賀県が水没するとは・・・。いや、実際に水没するかは分からないが。460本の河川が琵琶湖へと流れ込んでいるのに、 琵琶湖から流れでる河川は瀬田川1本しかない事には驚いた。
麻実麗を演じるGACKTは立派だった。ずっと出ずっぱりで、撮影も大変だったろう。お察しします。
二階堂ふみ演じる壇ノ浦百美は、関西には行かないので、残念ながら出番は少ない。
その代わり、杏演じる滋賀のオスカルこと桔梗魁が大活躍。一応男性らしいがオスカルだからなあ。ってか、もう性別なんて関係ないから。
愛之助もなかなか良かった。愛之助の母親が、モモコとは。笑った。
まあ、一番活躍していたのは「とび太くん」だな。涙が出そうになった。嘘です。グッズが売れそうだ。
映像的に凄いなあ、と思ったのは、「チャーリーとチョコレート工場」の工場内のパロディ。粗い作りと言えばそうなんだが、CGで、凄い楽しいシーンになっていた。普段はあまり好きでないゆりあんが、適役だった。
あと、和歌山沖での船の遭難シーン。この波は「ゴジラ-1.0」に欲しかった波だ。
埼玉の武蔵野線の話も楽しかった。武蔵野線ができてから、埼玉県人の会社の人が東京の展示会場や出先から「家に帰り易くなった」と喜んでたもんなあ。埼玉県民の日は、舞浜に行く日というのも納得。行田タワーは古墳を見に行った時に、バスの中から見た。あんな秘密兵器だったとは。
現代版の話も楽しかった。和久井映見があそこまで丸くなるなら、私の体重増加なんて可愛いもんだと心強くなった。
エンドロールのはなわの歌がなあ。前作のインパクトに遠く及ばない。そこが残念だった。ミルクボーイが拾ってたけど。
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