小村俊美blog~心・街・釣り・そして日々~

臨床心理士の独り言(小村臨床心理士事務所所長)

ほとんど釣りを中心とした趣味の世界のブログです

もう準備を…

2008年08月31日 | 

11月の県展に向けて準備をしないといけない時期になりました。私は、まず頭の中で整理し、描き始めると一気に書いてしまうほうです。描き始めたときには残り3割くらいです。

時々、イメージが先行しイメージとまったく異なる作品になることもあります。それはイメージができたのに対して技術が追いつかなかったとき、あるいはイメージが途中で変わったときなどです。描いている途中でひらめくことがありますがそれは衝動的で拘ると失敗することが多かったと思います。

早くイメージを作ろうとは思いますが、腰が上がらないこのごろです(アトリエにエアコンが欲しい~)。時々作品を載せてみます。芸術の秋だから。


研修会

2008年08月31日 | 心理

午前中は被害者支援ボランティア養成研修会。午後は嗜癖行動研究会主催の小西聖子先生のPTSD研修会に参加しました。小西先生の講義を始めて聞いたのは阪神淡路大震災の翌年でした。この年、金先生のお世話で国立精神衛生研究所で各県1名の参加の研修が開催されました。

小西先生はその時の講師陣の一人でした。当時PTSDとかトラウマとかあまり知らない頃で、すごく新鮮な気持ちで受講した一週間でした。今では当たり前の考え方でも当時はすごく感動したように記憶しています。講師陣も実践家の人が中心で、カレー事件、ペルー大使館事件、サリンなど具体的な事例が多く本当に勉強になりました。

今では、トラウマカウンセリングの実践や、啓発的な講演などしていますが、今日は久しぶりに当時の感じが甦りました。終了後お茶を飲みながら私達の考えや東京の事など話しましたが、気さくな性格や前向きな考え方は変わっていませんでした。

ご主人が島根の人なので、もっと島根に来ていただけると嬉しいです。あすは鮎に逢えるかな…困ったもんだ…

今日の写真は隠岐西ノ島別府港です2008_024 2008_023


スクールカウンセリング

2008年08月29日 | 心理

3日間隠岐へ行っていました。

2学期前の作戦タイムと個別カウンセリングでした。中学校は今日が始業式でした。緊張と、休み疲れと同居したなんともいえない顔が並んでいました。

私が子どもの頃、家族から8月10日になると「休みは半分終わったね」と言われるのが一番嫌な思い出です。やっとエンジン全開になったとたんに言われたのではかないません。人の記憶はすごくあいまいな部分と鮮明な部分があります。鮮明な部分は恥をかいたことや、嫌な体験が多いのではないでしょうか。しかも、映画を見るように少し乖離して第3者的になっていると思います。

しかしトラウマを抱えた方は当時と同じ辛さと、現実感が抜けないと言われます。

明日は被害者支援養成講座と、小西聖子先生の研修が重なりました。午後からは小西先生のほうへ参加の予定です。

今日は「伊武さんの夏休みと」言う番組が放映されました。うちの家の前でロケしたようです。ばっちり出ていました。2008_025


物忘れ

2008年08月26日 | インポート

 8月後半に入って、会議や研修会が重なるようになってきました。最近、忘れて出席しなかった会議や打ち合わせが5回ありました。仕事関係ではありませんが、ボランティア関係が全てです。お寺の修繕・新築関係、被害者サポート打ち合わせ。今日は木綿街道活性化会議に出る予定が、仕事が遅くなり銀行との打ち合わせを入れてしまいました。

 元々、ポカミスの多い性格ですが、ミスが集中したためもっと手帳を丹念に書き込み、読むことを痛感しました。仕事分野以外の事が多すぎるのも原因だと思っています。

 これはいいわけですが、人は何かに集中すると何かがおろそかになります。特に分野が異なるものは印象が薄くなるように思います。今日の街並みの会議は久しぶりに途中出席が可能でしたが、その前のメンタルヘルスの会議を気を入れすぎて中途退席することを忘れたという事です。気がついたら次の会が半分終わっている時間でした。たぶん発達障害のある人はこれが日常的にあり、それを毎日指摘されている感じかなと思いました。

 シーズン終了が近くなった友釣りに心が行っていたかもしれません。反省!

 ところでついに大鮎が瀬に出てきました。横向かいの竿を持つのも大変な大風の中キャチミスを連発しながら2時間の釣果です。20~25センチです。ハリス切れもありました。2008_013 2008_015 2008_016


瀬に出てきました

2008年08月22日 | 釣り

 今日は午前中ケースの見立てとカウンセリングの講師に行き、終わってから速攻で川へ向かいました。

 今年は暑くて鮎も深みに入っていましたが、やっと瀬に出てきました。深いとトロ場でしか掛からなかったのが今日は瀬に出ていました。型は小さいのが多く釣れました。今年は7月の水量が少なく成長が悪いようです。やせ鮎が多いです。でも大きいやつはやはりトロ場の深みにいます。もう少し水温が下がれば、これらも瀬に着くでしょう。

トロ場は錘でおとりの動きを制限したほうが早掛かりするように感じます。何回も追われて逃げる場所は錘をかませるのも策です。弱ったおとりは底掛かりするので元気なうちにつけましょう。針はチラシがいいですね。深みは20オーバーですから。

明日は被害者支援研修会で、神戸、岡山から講師を招聘しています。


うん・何?

2008年08月20日 | インポート

 行こう行こうと思っていた錦織監督の映画「うん・何?」を見に行きました。いかにも錦織作品らしい映像で、山里の町を映し出していました。「守ってあげたい」以降、彼の作品には善人しか登場しませんが、今回もやはり同じでした。

 善人しか登場しない作品は少し物足りないと感じていましたが、今回見て、あの素晴らしい風景のカットと表現は、そんなものを感じさせない仕上がりだと思いました。ストーリーの内容より風景の描写で思い(足元の素晴らしさ)を表現していると感じました。私は日本画を描きますが、その一枚にストーリーを閉じ込めます。よく似ているなと思いました。特に水分の多い山陰の空気の表現は素晴らしいものでした。

次の「BTDEN]も楽しみです。

最近は、毎日TV観戦で寝不足が続きます。おまけに今日のソフトボールの試合は血圧にもよくありません。少し朝顔でも見てリラックスしましょう。

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自宅の格子に巻いた朝顔です

終われば、綿の鉢を出します


ダイワ 銀影エアートルクⅡ

2008年08月09日 | 釣り

今年新調して使っています。なかなか調子を見るだけの釣果が無かったが、この2~3回の釣行では上向いてきています。渇水と高温のため掛かる鮎はほとんど深い瀬やトロ場です。コケが腐っているので少しでも流れる瀬をねらっていましたが、これが失敗の原因でした。今は深いトロに寄っているようです。当然、掛かる鮎も20オーバーが多いようです。とにかく深みです。

ところで、この竿はイイです。当初2号を使おうと思っていましたが、持った感じが少し先重たさを感じました。3号はシャキとしてバランスがよくそれを使用しています。少し大きめの鮎も問題なく抜け、小さめも釣り応えがあります。軽いのとバランスが何より。価格が安い(?)のも魅力的です。

注意事項は1番が短く、仕舞いの際2番と一緒に仕舞って、先が3センチ程度3番より先に出ます。あまり短いので、ついひっかかていると思い、無意識に押します。くれぐれも1,2番は気をつけて仕舞ってください。私はついつい保障証のお世話になりました。こんなオタク話は皆さん興味ないですよね。写真はダイワのHP見てください


出雲大社天井画

2008年08月06日 | インポート

昨日、出雲大社の天井画をテレビで見ました

実物は5月の公開日に見にいました。興味があったのは、私の日本画の師匠である小豆沢禮画伯が以前模写をされています。当時はご神体が鎮座されていた関係で、この部屋は幹部の神官しか入ることができませんでした。

線描きの下絵は存在していたため、形は分かったが、色が分からず、絵の具を神官に渡し、「この色よりもう少し赤が強い」「もっと渋い」とか何度もやり取りしながら模写をされました。先生は人に色を聞きながらの初めてで、大変であったといっておられました。

それだけ格式のある絵が5月に見られただけで満足でした。ラフな服装(襟なし、ジーパン、短パン等はダメ、カメラはダメ)など規制があります。

それが、なんと!映像ですから!ビックリです。NHKニュースで遷宮の様子を見ていたら、いきなり絵が。想像もしていなかったので、あわててカメラを出しました。終わりの数枚しか撮れませんでした

今は、60年に一度の修理のため、ご神体は少しはなれた仮社に鎮座されています。約250年前に改築された当時のままの絵です。開けることのない部屋なので、日焼けも無くキレイなままです。


交通犯罪被害者

2008年08月01日 | 心理

被害者支援2回目の支援講座を開催しました。本日は被害者のお母さんから当時を振り返って最も困ったことの実例を発表していただきました。

この事故は約10年前、鳥大3年生であった4名が、岡山からの帰りに智頭トンネルの中で飲酒暴走の車に正面衝突され3名がいのちを落とした事故です。このときの心境や、欲しかった支援について語られました。

その中で一番苦しかったのは「4人で遊んでいるから仕方がない」とか「被害者にも落ち度がある」という事を言われたことです。

被害者はいつでも「あの人が気をつけないと」とか「落ち度がある」と言ういわれもない批判を受けることが多いものです。それは被害者の家族にとってはまさに追い討ちをかける仕打ちになります。そうでなくても、もし自分が電話して1分止まってくれたらこの事故は無かったと思っておられるからです。被害者の方は、まず自分がこうしておれば…。と自分のせいにされています。

また、買い物に出るのが一番大変であった事も話されました。どんなことを言われるか、どんな挨拶をすればいいのか。そんな思いから人のいる場所に出れなくなったそうです。その時に一番助かったのはおかずを持ってきてくれた近所の人だったそうです。被害者支援は難しい心理学より、まず身近なことをお手伝することが大切だと言うことを強調されました。

被害者の方の気持ちは何度聞いても胸が詰まります。直接カウンセリングしている時より講演を聴いたときがそんな感じが強いです。冷静に聞いているからかもしれません。