小村俊美blog~心・街・釣り・そして日々~

臨床心理士の独り言(小村臨床心理士事務所所長)

ほとんど釣りを中心とした趣味の世界のブログです

喪と喪明け

2009年04月30日 | 心理

叔父の49日法要と、叔母の葬儀が重なりました。

 先月亡くなった叔母の主人の49日の喪明けの法要があり、準備していたところへ、別の叔父の妻の訃報が来ました。二つの仏事が重なり、色々な想いが駆け巡りました。

 仏教の7日ごとの逮夜は、極楽へ近づく過程とか、色々言われますが、悲しみの区切りをつける儀式としては、心理的な大きな意味があります。初めの二逮夜までは、感情がブロックした状態で、それから本当の悲しみ、そして次第に統合して忌明けを迎える。

 一連の作業は、人の感情コントロールをうまく捉えたすぐれた儀式です。寺院組織の経済システムという人も居ますが、この49日の意味は7日ごとに人の心を回復させる大きな意味があると思います。

 これは、あくまでも一般的な死の喪明けを意味するものであり、犯罪被害者等の場合は全く別物と考えています。また、同じ死でもその方の年齢によりまた捕らえ方も違うでしょう。

 核家族化する中、田舎の年寄りの葬儀も取り仕切ることも分からなくなってきた今、葬儀社の意味も大きくなってきていると痛感しました。「おくりびと」以後何だか余計親切になってきたように思います。

 短大の「はなみずき」いま一番綺麗です2008_332 2008_331


私はのび太か

2009年04月27日 | インポート

そそっかしさは誰にも負けない

 今日から新しい学校のスクールカウンセリング。全校生徒に紹介があるから8時30までに学校へ着くように7時に家を出た。

 50キロをひたすら走り学校に着くと、先生が変な顔。「え!!」

 「30日に変更ですよ」

 以前、のび太・ジャイアン症候群がブームになった事があります。少しの刺激ですぐ切れるジャイアンタイプと、いつでも集中しないで忘れ物が多いのび太タイプです。

 私は完全にのび太です。家にいたら、「講演を待っています」と言う電話をもらったこともあります。2008_330 2008_329 2008_328

そんなこんなで山の空気を吸って帰りました。

 藤と、桜と、石楠花が一緒に咲いていました。8時半の気温5度でした。


社会人学び直し「子育て支援」再養成講座

2009年04月26日 | 心理

県立大学出雲キャンパス主催の講座がありました。

 「産後うつケア・虐待予防」基礎講座 第6講の「地域における虐待予防体制」の講師を務めました。

 特に、ネットワーク作りの留意点、DVとの関係、面接の注意点等をまとめ、第5講の才村関西学院大教授の後を受けて、実践での方法論を具体的に話しました。

 最近、DVの問題と児童虐待が切り離せない事だという認識が深まってきましたが、ほんの数年前までは、「これはこれ」「あれはあれ」という整理のしかただったと思います。DVでは子どもは女性の付属者という認識であったように思います。夫の暴力で母子共に接近禁止命令が出ていても、母の意志で夫の元へ帰っても、本人の意思だからしょうがないという考えでした。

 そこには、子どもの人権と言うものがなかなか見えてきませんでした。相談の入り口が、DV相談なのか虐待相談なのかで、子どもの予後が大きく変わっていったケースも沢山あったと思っています。

 今は、大分認識が変わってきたことで、救われる子ども達も多くなってきました。

 この講座、専門コースが8月スタートです。次は児童虐待アセスメントのワークショップを一日かけて行います。昨年はこれが長時間で大変でした。

 昨年は、出雲、松江、浜田で行い各会場満員に近い入りでした。今年は二回目なので出雲会場だけでしたが、沢山の熱心な受講者に元気をいただきました。 

 


明日は不昧忌

2009年04月25日 | インポート

明日は月照寺で不昧忌の茶会です。

昼頃より、準備を始めました。月照寺の庭は雨にぬれてしっとりとしていました。不昧公の墓所も綺麗に清掃をしました。2008_325 2008_322私達が当番です。 2008_323

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これが公の墓所です

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献茶席は公の肖像画が掛けてあります。

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ところで、あす私は県立看護短大で学び直し講座「産後うつと児童虐待」の講師のためにお茶会は失礼します。当番社中の会長ですが、欠席でゴメンナサイ。大社茶会は頑張ります。


幹事会

2009年04月23日 | インポート

木綿街道まちづくり住民協議会の幹事会を行った

 住民協定を締結した地区は、個人住宅の改修について市の助成制度があります。

 今日は新たに修繕計画の出された、家屋の審査を行いました。この建物は、大正時代の銀行を改修して、理髪店を経営されています。

 まちづくり協定に基く、第一回目の協議を行いました。出来るだけ当時の面影を残すような修繕をお願いする協議です。木綿街道の雰囲気に合うような改修がなされ、町の景観が保たれるようにアドバイスをまとめました。

 その後は、住民の自主的な取り組みについて意見を出し合いました。特に花を飾る運動を提案していこうとまとめました。2008_313 08010313dscf1621 21


今年度スクールカウンセラー初日

2009年04月22日 | インポート

いよいよいつものように幕が開きました。

 中学校で、全校生徒に紹介され、早速相談が入りました。昨年度は隠岐地域を担当していましたが、今年度からは本土に変わりました。午前中学、午後小学校で相談を受けました。

 隔週で隠岐に行っていたのが無くなり、夜の時間が使えるようになったのは、すごく得した気分です。5,6月と日本画の展覧会が入っていますが、夜のj時間で描けそうです。

 明日は午前SSW、午後教員メンタルケア、夜は木綿街道町作り住民協議会の幹事会。これからは忙しくなりそうです。


第5共和国

2009年04月21日 | インポート

最近、スカパーでこの韓国ドラマにはまっている。(クーデターのドラマ)

 全大統領はたったこの間の人のように思う。日本で言えば、まだ現役の政治家の時代。これを実名でドラマ化するのは日本では考えられないと思う。

 戦時中の事もまだタブーの多い日本とはすごく違うような気がして、それを実際の電話音声を入れながら制作したこともおどろきです。政情が異なるとがらりと変わるところだと感じています。

 ところで日本は政権が異なっても、ここまでの変化は無いでしょう。私の市でも新市長の誕生です。私達が動いている「木綿街道」の整備が進むことを期待しています。

今日の画像は知夫で撮った国鳥です。2008_312


頑張る先輩

2009年04月20日 | インポート

私の先輩が本を出版された。

この方は、視覚障害がありながら臨床心理士として頑張っておられる。

 専門家の過疎地域に居住され、いろいろな無理を聞いていただいている。ぎっしり詰まった予定表で動いておられ、頭が下がる思いです。

 こんな忙しい中でよくも2冊も書けたのだと感心しています。私が現役の時の児童相談所長でした。その頃から山奥の温泉で宴会した朝に15キロを走って出勤したつわものでした。爪の垢を煎じないと…

『ああ、そうか』と気づく『子育てQ&A』幼児期・学齢期50例集  【思春期・青年期】編  安部利一著の2冊です。文芸社ビジュアルアート 

220ページ1000円+税はお買い得です。

読んで下さ~い。


総会の日

2009年04月19日 | インポート

臨床心理士会総会の日でした。

規約改正も含めて承認をうけることが出来ました。

これからの会は、どのような動きをすればよいのか、また会の方向性について考える時期に来ています。

職能団体として利益の擁護や、雇用環境の整備はこれからは避けて通れない事になると思います。社会的貢献と、利益は相反するという感じもあり、なかなか一枚岩にはなれないところもあり、今後解決していく必要があると思います。


知夫里島探検(隠岐島前)

2009年04月18日 | インポート

今日、隠岐から帰還しました

 今回、釣を止めてまで行ったのは、知夫の赤禿げ山へ野大根の花を見に行くことと、レッドクリフ(赤壁)を上から眺めることでした。

この山のてっぺんが赤禿げ山です

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山の頂上は360度の大パノラマです。大山島根半島も見えました。2008_229_3 2008_230 2008_233_2 2008_232_2 2008_238

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さて、これが名物野大根です。中へ入るとすごい蜜の香りがします。

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少し下がったところです。ここの牛は国賀と違って全くよけてくれません。尻尾を踏むようなところをすり抜けて走ります。2008_252 2008_253

これが映画レッドクリフで無く、TVドラマ「だんだん」のロケ地赤壁です。本当に「地球の鼓動」が聞こえそうなところです。普段は渡船から見ているが、上からが迫力がありました。(レッドクリフⅡも迫力ある映画でした)

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牛が多くて本当に大変でした。道中糞の山。子牛ずれが多く、注意しなさいと言われ余計慎重に運転しました。T先生に借りた車が~くそまみれだ~

山を降りてきたところで、浅島、島津島などが見えてきました。牛から開放されてほっとしたところです。2008_280

降りてから、灯台を目指して薄毛のほうへ行きました。石原都知事が目をむきそうな橋が出来ています。キジと何度も遭遇したがこんな写真しか撮れませんでした。

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牛は、このような幅が足が落ちそうなので歩けません。いわゆるゲートです。

結局、また糞の山で,引き返しました。薄毛を進むと一軒の作業場がありました。知夫の岩牡蠣を養殖している方の作業場です。「食べてみますか」と言われ、たべたあと大きな牡蠣を買いました。身の事を考えると小ぶりがいいかもしれませんが、大きいのは珍しいと思います。2008_305 2008_309 「岩牡蠣屋」で検索してください。

そこで車を洗ってもらい、大変感謝しました。

時間があったので島津島の海水浴場に行ってみました。アマ藻が茂っています。海が少し汚れると育たないといわれていますが、ここは世界が違います。2008_289 2008_290 2008_296 2008_288

帰りに名水を汲んで、船の待合に行きました。まだ「だんだん」の余韻たっぷりの知夫村でした。

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