多少盛りすぎて判りにくい所もあるが、哲学的な引用もあり本書にある「素人の専門家」にもお薦めです
午前の仕事場、松江署の最上階から見た宍道湖
見ただけで寒くなります
午後の短大の部屋は空調工事のため暖房なし
ガスストーブは修理中
電気ストーブで頑張ったが、途中からガスストーブが直った
良かった~!!
でも小さな電気ストーブを囲んでのカウンセリングは本音の話ができました
ところで先ほどNHKクローズアップ現代+
先日読んでいた本
この話題を取り上げていた
身体への暴力よりも暴言や夫婦のケンカなどがより脳に影響が大きいという研究の話題を取り上げていた
福井大学の友田明美先生と臨床心理士の信田さよ子先生が出ておられた
先天的な発達障がいなのか反応性愛着障害なのか
脳科学がさらに進歩すればMRIなどで簡単に診断がつく時代も近いと感じます
信田さんは以前我が家でお茶したり、木綿街道の酒蔵で最終絞りの吟醸を試飲したり・・・
お互い齢・・・もとえ!!いつまでたっても若いです
山陰中央新報で定期掲載されていた記事をまとめたものです
作者は 岡本雅享(おかもとまさたか)福岡県立大学准教授
出身は出雲市
内容は古代出雲の交易やそれに伴う移住先などをまとめてあります
特に各地神社のルーツや共通の祭神などを本当に丁寧に取材し、そこから結論を導きだしてありますが、学術研究のようにしっかり裏が取れていて説得力があります
取材は北陸はもちろん九州、四国、武蔵、岩代等まで及びきちんと取材してあり、これは驚きでした
詳しい内容は本を取ってみてください
この本は出雲でもっと宣伝したい本ですね
12月に出版され、寝る前に布団の中で毎晩少しづつ読みました
どこか岡本先生の特別講座など企画するところはありませんでしょうか
この長いタイトル
田中輝美さんの2冊目の本です
1冊目は「未来を変えた島の学校」
http://blog.goo.ne.jp/6694141/e/961c53fc6a5d0a6a702a50471040887f
一冊目は岩本悠との共著
この本はインタビュー形式で彼が登場します
田中さん、本当に頑張り屋です
地方紙記者を辞し、今はローカルジャーナリスト。、地方で頑張る若者をペンや講演などを通して後押しをしています。また、大学院生としても頑張っています
児童虐待シリーズ記事のため密着取材でも頑張っていました
この本、購入してください
本が2冊送付されてきました
一冊は詩集。もう一冊は童話
いずれも遺稿集です
著者は現役時代の私の上司
私の児童相談所相談課長時代の直属上司であった所長です
どちらかというと私は突っ走るタイプだったので、時々ブレーキをかけていただきました。
とにかくすごく知識が豊富で、「それしか知らない」という心理の専門家とは全く違い、哲学の話、宗教の話、文学の話、酒の話等々されていました。
退職時、「好きな時に好きな事の出来る生活をしたい」といって、次の仕事には就かれなかった。
その時は、児童虐待の増加で毎日ピリピリしていたので、疲れがピークなのかなと想像していた。しかし昨夜詩集を読んでこんな感性の持ち主の生き方は、最近の児童相談所とは対極にあるかな?と思いました。
退職されて10年で逝かれ、まだまだ感じたり書いたり出来たのに・・残念です
短大生が
我が家に来てくれました。お母さんと一緒に木綿街道散策の折です
話は高校の事や、島のことなど
そして卒業後のことなど
一年後輩の渡邊杉菜さんが書いた
「スギナの島留学日記」岩波ジュニア新書
についてもすこし話題に・・・・
先日UPした「未来を変えた島の学校」岩波書店とセットで読んでほしいものです
今日はあいにくの雨で観光客も少なかったようです
2007年から2014年度まで
8年間、隠岐島前高校へ行きました
初めの2年間はスクールカウンセラーとして
あとの4年間は教職員相談に(釣りだけではないよ~)
ちょうど岩本悠さんが海士町へ来た年から私も通った事になります
改めてこの本を読んで
あのころはこういう時期だったのかと知りました
主著者の田中輝美さんとは、児童相談所の児童虐待特集記事の取材で、一緒に通報の家庭訪問の途中まで同行したりしながら、虐待防止の啓発記事など書いていただきました。今回この本が出来て初めて彼女が島前高を取材していたことを知りました。
文は彼女の文章だなと判りました。思いいっぱいの表現です。
もう一人の著者の町長さんは、時々お会いしたことがあり、著者3人を知っていました。
初めの頃、SCで中学校へ行った時、東大の出前授業で遺伝子組み換えの実験を見学した事を覚えていますが、このあたりからのスタートだったのかと認識したところです。また、浜板先生が海士に転勤され、模擬裁判の被告になったことなど・・・私の中で点になっていた色々なことがやっと線に繋がりました。
教育に携わる方や、地域づくりを目指す方にこの本を是非読んでいただきたいと思います。
私も講演などで取り上げていこうと考えています
そして昨年からフリーになった田中さんの活躍を期待しています。
彼女のブログは「自由のドア」で検索してみてください
今、はまっている本です
「ー記紀以前の資料によるー古代日本正史」
昨年、絶版のため3倍の価格で購入しました
彼の理論展開は出雲人にとっては痛快な展開です
すべては布都御魂神から始まり、子のスサノオが出雲を平定その後九州から北陸へ勢力を伸ばしていくという考え方。それを後世の日本書紀が歴史を替えたという事が書いてあります。
我が家の斜め前にスサノオ誕生「宇美神社」があります。妙に説得力があり出雲人としてはうれしい一冊です。
この後この考え方を支持する色々な本が出回るようになりました。敵国の神社がなぜ九州や大和に多くあるのかという切り口で書かれた本も多くなっています
何とか町おこしに使えないか思案中です
仕事場から見る宇美神社
長谷川摂子さん著「人形の旅立ち」の舞台でもあります
「人形の旅立ち」長谷川摂子 福音館書店
坪田譲治文学賞を受賞したこの作品。中の短編は全部私の近所の物語です。というのは作者は私の家の一軒隣の出身の方です。今は関東ですがこの本は自分の子どもの頃をテーマに書かれています。
木綿街道の一角にある、お宮と自宅周りの場所を使ったなんともいえないファンタジーな物語です。
経済振興の意味の強い木綿街道イベントの際、案内図を出して町並みを少しでも別の角度から見直して欲しいと活動をしたり、このお宮を使って夜、作者の講演をしたこともありました。
今日はこの場所をUPして見ます。時代とともに整備されていますがまだまだ物語の雰囲気はしっかり残っています
なおの遊んだお宮と荒神さん「人形の旅立ち」の大きなタブの木 この木の後が人形の置き場になっていました。もっとうっそうとしていました。
こうえん「椿の庭」ここは私有地のために屋根 (奥)だけですが、ここでよく遊んだものです。観音堂から撮ってあります
神宮寺「観音の宴」ここは先般町内会で修繕しました。中、外見は変わりません。ここは町内の集会所になっています。
なおの家「茶室」はこのいえの手前(勝手口)です。前の通りは木綿街道となります
あもやは「ハンモック」はこのあたりでしょうか。これはフィクション?かな
ゆっくり読むと味のある物語です。皆様も読んでください。また、実際に訪れてみませんか