晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

防災へ

2016-09-02 06:34:42 | 地域の文化や出来事
東北や北海道では台風の余波で大変な被害が起きています。
9名ものグループホーム入所の方が亡くなられた岩手県岩泉町に流れる小本川では、
平常時60cmくらいの水位が氾濫最高時には6.6mになったと言われます。
ホームの水没水位が2mを優に超えていました。
これでは健常者でも逃げ切れません。



県は災害の起きる優先度から外れた川だったから対策は後回しにしていたと言います。
町は避難準備情報を出したが避難指示は躊躇して出せなかったと言うし、
グループホーム管理者は自力避難困難者を避難させる避難準備情報の意味を知らず、
避難訓練や避難マニュアルを作成せず怠っていたと言います。

これを想定外の災害と片付けてはいけません。
日本全国どこでも台風はもとより異常気象による豪雨や、
地震や火山噴火はいつどこで起きても不思議でない時代となっています。

奇しくも昨日は関東大震災の大災害を忘れない全国防災デーでした。
住民の側からすれば防災意識を如何に自ら備えるかです。
私たちの自主防災会も初めて全区民を対象に、
大地震を想定した避難訓練を今月18日に予定しています。

あちこちから今回の訓練の話題が聞こえてきます。
防災訓練が巷の話題になったことすら無かったことを思えば、
一歩前進かな。

コメント (2)
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