晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

立春

2019-02-04 06:21:32 | 季節のたより
二十四節気の最初の節気で、今日から暦の上では春となります。
旧暦では立春近くに正月がめぐってきたので、
立春は春の始まりであり1年の始まりでもありました。

中国では旧暦で正月を祝う「春節(しゅんせつ)」と呼ばれ、
日本へも大挙して観光に訪れ「爆買い」が代名詞となっていました。
ただ以前のような「爆買い」は無くなってきているとか。

七十二候では「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」となり、
春の風が川や湖の氷を解かし始める頃とのこと。
実際は2月が一番寒くなるのが通説です。
今朝は暖かいですが今年はどんな春になるのでしょうか。

昨日はそんな季節の変わり目の日「節分」でした。
子供の頃には柊鰯を家の四隅に掲げ、
「鬼は外!福は内!」と豆をまき歳の数だけ食べたものです。

そんな風習もいつの頃から消え、
今はもっぱら恵方巻で邪気を払い福を呼ぶぐらいとなってしまいました。


いつ食べようかと言われ昼も夜もこれでいいよと答えて、
我が家は二回も福を呼んだのだから、
今年はきっといいことがありそうです。

< 東風吹かば氷解けし入鹿池 >
コメント
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