晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

出会った野鳥たち・・・其の2

2019-02-08 06:09:03 | 山野草鳥獣花
昨日まで全国的に暖かったが今日からは大寒波が来るとの予報です。
北海道では何と昼中の最高気温が-12℃までしかならないそうです。
大雪による災害が起こらねばいいがと願うだけです。

さて出会った野鳥たち、
今回は三羽を紹介します。

セキレイには三種出会っていますが、
これはキセキレイです。
どちらかと言うと川の畔で見かけますが、
家の前までやってきてくれました。
留鳥です。
夏になるほど胸の黄色が鮮やかになるとか。

一茶の句に
「鶺鴒(セキレイ)の なぶり出しけり 山の雨」


次はシジュウカラです。
今年も先日会いました。
春告鳥の代名詞はウグイスですが、
シジュウカラもいち早く春を告げようと姿を見せます。
白いほっぺに黒いネクタイが特徴の留鳥です。

一休さんの子坊主時代のエピソードとして、
「四十雀?人間でさえ人生わずか五十年というのに、
なんじは小鳥のぶんざいで四十雀とは生き過ぎたり。
カアーツ!」と叫んで引導を渡したとか。

一茶の句に
「むずかしや どれが四十 雀五十雀」


最後はジョウビタキです。
冬になれば必ずと言っていいほど会えます。
翼にある白い斑点を着物の紋に見たてて、
モンツキドリと呼ぶ地方があるとか。

時々ピョコンとおじぎをして尾を震わせますが、
これには逸話が。
昔スズメと姉妹であったそうで母親の死に目に、
スズメはすっ飛んでいったがジョウビタキは、
化粧をしたり紋付を着ていたため間に合わなかったので、
今でもゴメンとおじぎをしているとか。

数mの近さまで寄ってくれる、かわいい冬鳥です。


< 春告げに先争うや四十雀 >
コメント (2)
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