晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

蜜求め

2019-03-24 06:07:36 | 山野草鳥獣花
寒の戻りで昨日の午前中は手がはじかむほど寒かった。
本格的に動きだしたのは午後からです。
先日土壌消毒した畑を耕運機で耕し、
その後山中の畑へ移動して、
自然薯用で溝堀りのための測りだしと石灰でマーキングをしました。

すると隣の梅の木でチッチッと小鳥の囀りが聞こえます。
車から高望遠のデジカメを取りだし近づくといました。
シジュウカラです。


ほとんど散って残り少なくなった花弁を求めて、
せわしなに渡り歩いています。
10mくらいの距離からですが動きが激しく素人では上手く撮れません。
桜の満開には未だ早いし、
花見鳥にとって蜜求めての行脚が続くのでしょう。


屋敷鳥の雀を山中で見かけることは殆どないが、
四十雀は人里離れた山中でもいます。
通常は渡りを行わないが、
採取する食物が少ない時には渡りを行うこともあるといわれ、
自ずと行動範囲が広いと言うことか。


胸から腹にかけて縦に一本の黒い帯が入っている可愛らしい小鳥です。
頭と喉は黒くて頬は白く羽に一本の白い筋が横に入っている。
首から背の部分の黄緑色がかった灰色が、
微妙な色合いを醸し出していて美しい。
「スズメ40羽分の価値がある」と言われる所以ですね。

< 野良の傍ら蜜求む四十雀 >
コメント
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