晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

クリスマスに咲かないけど

2019-03-09 06:32:15 | 季節のたより
庭先の花壇で可憐に咲いている花があります。
クリスマスローズです。


でもクリスマスに咲かないのに何で?
花には疎い無骨男にはちょっとした疑問です。
ネットで調べてみました。

実は日本で「クリスマスローズ」と呼ばれているものの多くは、
ヘレボルス・オリエンタリス(和名:春咲きクリスマスローズ)で、
海外ではレンテンローズと呼ばれてクリスマスローズと区別して扱われています。

じゃあホントのクリスマスローズは?というと、
ヘレボルス・ニゲルと言う花です。
こちらは早咲きでまさにクリスマス時期の12月初めから開花する。

本来クリスマスローズといえばこの品種なのだけど、
レントなど日本人になじみの少ない名前よりも、
わかりやすい「クリスマスローズ」という名前が先に広がり、
日本ではヘレボルス属、全体をクリスマスローズと呼ぶようになっている。
・・・なるほどでした。

もう一つの疑問は何故下を向いて咲くかってこと。
素人考えでは雪から花を守るためと思うけど、
こんな記述もありました。

下向きで咲く花を好むハナバチ類の訪花を誘引していると考えられます。
ハナバチ類は行動範囲が広く一つの花での採蜜時間が短く、
効率よく多くの花を訪れて受粉の可能性を増す、
植物にとってはありがたい存在です。
このため花首を長くし下を向くように進化したと思われます。

ちょっとだけお利口になりました。
これはもう一つの春告草ですね。

< クリスマスローズ咲きそろう旅立ち日 >

コメント (2)
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