晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

忙しく子育て

2019-06-02 06:16:59 | 山野草鳥獣花

5000kmも離れた南の国からやってきたツバメさんたち。

今年も我が家には巣をかけなかったけど家の周りを忙しなに飛び交っています。

畑の水たまり付近に何度もやってきます。

 

口には餌でなく木くずらしきものを咥えています。

何でも餌は空中捕獲し水も低空飛行しながら飲むとか。

 

連続撮影してみました。

 

あっという間に飛び去りました。

腰とお腹が白く全体は黒色をしているのでイワツバメかな。

 

(以下ネットの生態記事を一部お借りしました)

春から夏を日本で過ごしたツバメは9月中旬から10月の終わりになり気温が下がると、

餌となる昆虫が少なくなる日本を後にしてフィリピン、マレー半島、オーストラリアなど南の国へ移動します。

 

日本を出発した彼らは集団で行動し、

台湾以南に渡る場合はフィリピン近海でばらけて目的地に進んでいくそうです。

そのスピードは、時速45~50kmほど。

途中で休みながらも1日に最長で300kmも移動することが確認されています。

太陽の位置を目印にしながら進路を定めているそうです。

 

1年をとおして暖かい場所で暮らすことができればこのような長距離移動をしなくてよいのですが、

南の島には同じく昆虫を捕食する生物が多く、

子育てに必要な量を集めるのが難しいことから、

ライバルの少ない日本を選んでいるのではないかと考えられています。

この過酷な生活を続けるためにツバメなどの渡り鳥が身に着けた能力が「半球睡眠」と呼ばれるもの。

脳の半分だけを眠らせ周囲に気を配って飛び続けながらも休むことができるのです。

 

寿命はおよそ7年と言われ、

そのうちの約2週間を卵として過ごし幼鳥の期間は1年です。

思った割りには短い一生だが世界を股にかけて飛び、

日本へ来ても子育てで働き続けるツバメには敬意の念で接したいですね。

 

< 数千キロ燕の旅真似できぬ >

 

コメント
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