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晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

百舌鳥に起こされる

2020-10-05 06:11:26 | 山野草鳥獣花
寝起きの早朝から「キィーキィーキィー」と鳴く野鳥いる。
窓を開け電線の上に佇む野鳥を発見です。
これは百舌鳥ですね。
太いアイラインが見えないは雌の証か。

名前の由来は「百の舌を持つ鳥」という意味で、
『百舌鳥』と漢字表記 されるようになったとか。
単漢字表記もありますよ。
『鵙』 です。

甲高い声で「キィーキィー」鳴いて、
縄張り争いで獲得した場所を守りながら冬を越すそうです。
 
ちなみに「百舌の高鳴き75日」といって、
モズが高鳴きをはじめて75日ほど経つと霜が降る、
という天気に関することわざもあるのだとか。

諺なら他にも「モズ勘定」というのがあります。
ある時ハトとシギとモズで15文ほどの飲食をしました。
この時モズは、ハトに8文、シギに7文出させ、
自分は一文も払わずに勘定を済ませてしまいました。
この昔話から、自分の財布からはお金を出さずに他人に支払いをさせようとする人、
という意味で生まれたとされています。 

もう一つ「モズ日和」
モズの甲高い鳴き声が空気を引き締めるように、
澄んだ秋の日ことを「モズ日和」と言います。 

以上ネットからの雑学ですが、
古の時代から庶民に親しまれてきたモズは留鳥だから、
あなたの暮らす近くでもきっと見れますよ。

一茶が詠んでいました。
 鵙鳴くや むら雨かわく うしろ道  
  (むら雨とは強く降ってすぐ止む雨のこと) 

私も拙句
< 鵙鳴き早起き競う入鹿の里 >

コメント
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